食品バリューチェーン最適化の実証実験に取り組むウオロクの物流センター
広い県土を持つ新潟県で食品卸売業の果たす役割は大きい。同時に人口減少と高齢化が進み人手不足が深刻化、物流の2024年問題が大きく影を落とすエリアでもある。食品卸各社もそれぞれ対応に奔走しているが、自社単体で解決できる問題ではなく、メーカーや小売業もトラックの待機時間の削減など協力に応じ始めている。製配販全体の問題だと理解が進んでいる様子が見られる。一方、県内小売業では県内大手や全国チェーンと低価格路線のDSやDgSとの二極化が進む中、苦戦を強いられている中小の小売店でさまざ