全国卸流通特集
全国卸流通特集:地域卸、特色ある売場づくり支援 成長分野へ果敢に挑戦
旭フレッシュのゆずづくしシリーズを訴求するブースなどを設けた旭食品の「フードランド2022」(7月、高知市)
藤澤が8月に京都府福知山市内で開催した秋季展示会では、北近畿エリアの地場商品を揃え、得意先の販促支援につなげた
大物が9月7日に大阪市内で開催した秋季謝恩展示会のテーマーコーナーでは、名店とのコラボ商品などを提案した
茨城県地盤の常洋水産は県内メーカーや蔵元などとの結びつきを生かし、個性的な地域商材で得意先の売場差別化を支援。15日、3年ぶりの秋季商談会を水戸市で開いた
地域卸は地域における食品流通の「毛細血管」の役割を果たしている。コロナ禍3年目となる22年は、過去に経験がないといわれるほどの値上げラッシュへの対応を最優先課題としてきた。商品価格の値上げだけでなく、電気代やガソリン価格などあらゆるコストが高騰している。そのため値上げラッシュについては適正な利益を得られる機会ととらえ、利点とする地域卸ならではのきめ細かな取組みで対応を図ってきた。商品の値上げに加え、取引に当たり従来の条件についての見直しを迫られるケースもある。地域卸各社は条
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全国卸流通特集
卸・商社食品卸業界は足元ではコロナ禍による生活様式の変化や急激なコストアップ、中長期的には少子高齢化と人口減少の進行など、対応すべき課題が山積みだ。間近に迫った「2024年問題」ではドライバー不足による食品物流の破綻も危惧され […]
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