全国卸流通特集

全国卸流通特集:エリア別動向=中部 地元小売、域外資本と競争

特集 卸・商社 2022.09.29 12474号 31面
ロピアの動向に皆が注目している(写真は柳津店)

ロピアの動向に皆が注目している(写真は柳津店)

トーカンは展示会などで「TLS-K」に関する提案を行っている

トーカンは展示会などで「TLS-K」に関する提案を行っている

国分中部は「缶つま」などバラエティーに富んだ独自商品も提案

国分中部は「缶つま」などバラエティーに富んだ独自商品も提案

 新型コロナウイルス第7波の急拡大など、依然としてコロナ禍から抜け出せずにいるが、流通業界の巣ごもり消費による恩恵は「とうの昔」に終了したとみていい。これは中部の小売各社の業績を見ても明らかだ。直近の全国スーパーマーケット協会など3団体がまとめた販売統計調査でも中部53社の6月の既存店売上高は前年比1.0%減。企業ごとの適時開示ではバローが同2.5%減、マックスバリュ東海は4.5%減という状況だ。(横山卓司)

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