静岡県内でイメージが定着した三角屋根の店舗(瀬名川店)
江戸時代から続く雛人形店「天神屋」社内で繁忙期に食べていた「とりめしむすび」が評判となり、1954年、望月哲夫初代社長が惣菜店に業態転換した。ここから静岡県の地元惣菜チェーンの天神屋の70年の歴史が始まる。創業当時、スーパーなどの店頭のほか、昼間はリヤカーでも販売。地道な営業活動が実り、61年の両替町店(静岡市)の開業を皮切りに店舗数を順調に増やしていった。
さらに75年以降、望月初代社長は「これからはモータリゼーションの時代だ」として、駐車場完備