漬物特集2023
漬物特集:遠藤食品 SNSで食べ方発信など注力
「しょうがを食卓に--」を経営精神に掲げる国内ガリ製品トップメーカーの遠藤食品は、22年度の業界動向を「漬物組合の組合員数が少なくなるなど、企業が生き残るには従来のやり方を変えることが不可欠な情勢。特に昨年は原料高・コストアップに見合う適正価格を実現できなかった企業も多かったのではないか」(同社)と総括し、「23年上期も適正価格を実現できた企業、そうでない企業との格差が開くなど、市場環境の厳しさは継続」(同)ととらえる。
そうした中、同社の22年度
-
漬物特集2023
農産加工漬物市場の復調が進んでいる。インバウンド消費や飲食店の回復で業務用市場はコロナ禍以前の水準へ戻りつつあり、家庭用漬物はSMのPOS販売実績で昨年10月以降、8ヵ月連続のプラスで推移。昨年は巣ごもり需要の反動に加え、値上 […]
詳細 >