北海道 食の探知記
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北海道 食の探知記(40)ソラチ 郷土料理を商品開発 「手軽に家庭で」に支持
調味 2024.11.22「北海道のたれ屋」を掲げるソラチは、1951年に設立した調味料製造メーカー。ジンギスカン、しゃぶしゃぶ、豚丼などのたれを主力としている。また、豚丼専門店「十勝豚丼いっぴん」を帯広1店、札幌6店を展開し、11日には商業施設ランドブレイン千歳モールに千歳…続きを読む
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北海道 食の探知記(39)岩塚製菓 新たな取組みに挑戦
菓子 2024.04.17●商品通じ北海道貢献を 「味しらべ」や「黒豆せんべい」「ふわっと」などの米菓で知られる岩塚製菓。北海道には1990年に北海道工場(千歳市)を竣工。北海道支店(札幌市)、工場直売店(千歳市)と合わせた3拠点を構える。昨年6月に本社直轄の北海道事業部を…続きを読む
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北海道 食の探知記(38)ダイイチ 札幌都心部に初出店 ブランド・魅力再発信
小売 2023.12.22【北海道発】札幌の繁華街・すすきのに11月30日、新商業施設のココノススキノが開業し、地下2階にダイイチすすきの店がオープンした。ダイイチにとって札幌都心部への出店は初。 若園清社長は「帯広十勝の良さを打ち出し、今一度、札幌圏に進出した20年前の原…続きを読む
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北海道 食の探知記(37)よつ葉乳業 北海道アイスクリーム発酵バター 濃厚な…
乳肉・油脂 2023.06.02【北海道発】よつ葉乳業はこの春、新商品として「よつ葉 北海道アイスクリーム 発酵バター」=写真=を発売。18年4月から販売している北海道アイスクリームシリーズの新フレーバーで、同社こだわりの発酵バターを使った濃厚な味わいが4月に発売された新商品群の中…続きを読む
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全国支社局ネットワーク特集:北海道発=北海道 食の探知記(36)サンデン・リ…
機械・資材・IT 2023.03.23●「ど冷えもん」が武器 【北海道発】冷凍自販機“ど冷えもん”を武器に「中小事業者の販路開拓を応援したい」と語るのは、サンデン・リテールシステムの饗庭久弥北海道支社長。主力だった飲料自販機のOEM事業も落ち着いたことから、21年1月に“ど冷えもん”を…続きを読む
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北海道 食の探知記(35)東雁来魂心家 新体制で心機一転 基本守り新スタイル…
外食 2022.04.08【北海道】学生や働き盛りの若い世代中心に人気の横浜家系ラーメン店・魂心家。神奈川県を拠点に飲食、コンシューマー事業を展開するトイダックの主力外食ブランドで、2020年10月に「味の時計台」運営の時計台観光から事業を譲り受けて道内初進出、着々と店舗を増…続きを読む
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北海道 食の探知記(34)西山製麺 目指すは「食品工房」 ラーメンブーム再燃…
小麦加工 2021.12.22【北海道】「目指すは食品工房」と語るのは西山製麺の西山隆司社長。コロナ下で主力の業務店向けラーメン販売が苦戦する中、本州の量販店ルートを中心とした市販用販売強化にかじを切った。業務用65%、市販用35%だった同社の販売構成比は、市販用急成長でその比率…続きを読む
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北海道 食の探知記(33)かすらーめん百々吉 「かす」で起爆剤目指す
外食 2021.12.20●札幌ラーメンに新風を 【北海道】「基本の味噌・塩・醤油をよりおいしくするため、『かす』が起爆剤になれば良い」と語るのは、3月札幌市中央区にオープンしたラーメン店「かすらーめん 百々吉」の伊藤百仁店主。札幌では珍しい、ホルモンを揚げた「かす」を使い…続きを読む
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北海道 食の探知記(32)ダイイチ 6年ぶりの新規開業 札幌圏6店目「平岸店…
小売 2021.11.19【北海道】本社を構える帯広・十勝圏を拠点に札幌、旭川3地区で食品SMを展開するダイイチは11月6日、札幌ブロック6店目となる「平岸店」を新規開業。若園清社長は「札幌で少しでも市民権を得られるよう本格的なスーパーマーケットに挑戦したい」と意気込む。 …続きを読む
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北海道 食の探知記(31)マルハニチロ 元気ある姿に貢献へ 北海道に明るさ取…
水産加工 2021.04.261日付でマルハニチロ北海道支社長兼食品営業部長に着任した村本泰生氏は、11年ぶりの北海道勤務。前任地・関東支社の食品営業部長を含めて、札幌勤務時代を通して業務用畑一筋に社歴を重ねてきた。 赴任早々、道内勤務時に築いた地元取引先との関係を頼りに、業務…続きを読む
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北海道 食の探知記(30)北海道人財育成機構協同組合 実習生制度認知拡大へ
総合 2021.03.19●充実のサポート体制 「技能実習制度が皆さんの役に立つという信頼を勝ち取って事業を広げたい」と語るのは、北海道人財育成機構協同組合の清水美樹専務理事。これまで選抜した技能実習生は約2万5000人で、実習生になるための手続きや選抜試験、生活面のサポー…続きを読む
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北海道 食の探知記(29)らーめん まるふじ 西野に新風呼び込む
外食 2021.03.08●地域との関わりが重要 札幌市西区の西野に2019年6月、「らーめん まるふじ」をオープンした藤本智店主。野菜をニンニク油で炒めた「あおり系」とシンプルな「あっさり系」が売りのラーメン店だ。有名店での修業時代に学んだ「美味いより食べ飽きないラーメン…続きを読む
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北海道 食の探知記(28)雪印メグミルク 「MBPドリンク」発売 効果的に骨…
乳肉・油脂 2021.02.26【北海道】「3月発売の『MBPドリンク』(機能性表示食品)をしっかり売っていきたい」と力を込めるのは雪印メグミルクの太田喜朗北海道統括支店長。同社が長年培った、骨密度を高める働きがあるMBPの研究から生まれたこの春一押しの新商品だ。すでに発売している…続きを読む
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北海道 食の探知記(27)10Rワイナリー ワインへの情熱胸に 納得する味を…
酒類 2020.12.02【北海道】2012年、岩見沢市栗沢地区に日本初のカスタムクラッシュワイナリー(受託醸造所)として「10R(とあーる)ワイナリー」を創設したブルース・ガットラヴ氏。その醸造技術は道内ワイン業界屈指のもので、現在の受託数は21件。「熱心に頑張って、自分の…続きを読む
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北海道 食の探知記(26)Mari iida 体に良いラーメンを 来世につな…
外食 2020.04.06【北海道】「料理は足し算か引き算。昨年5月、すばらしい生醤油に出合ったことで以前の味を足し算から引き算に変えて素材のおいしさがわかるラーメンにリニューアルした」と語るのは、札幌で無化調・自家製麺にこだわり癒やし系ラーメンを提供するMari iidaの…続きを読む
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北海道 食の探知記(25)狼スープ 「北海道らしさ守る」人気の味噌ラーメン店
外食 2020.02.28【北海道】札幌に店舗を構えて20年、地元・観光客問わず人気の味噌ラーメン専門店「狼スープ」の鷲見健代表。「今はお店の印象で北海道の人の人柄などイメージが決まる、雰囲気や接客が注目される時代」(鷲見代表)と語る。海外からの観光客や女性などが気さくに入り…続きを読む
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北海道 食の探知記(24)プロップ・ステーション チャレンジド活躍へ 菓子作…
総合 2018.09.19「障害のある人も活躍でき、支え合えるユニバーサル社会を築きたい」と語るのは、“ナミねぇ”のニックネームで親しまれる社会福祉法人プロップ・ステーション竹中ナミ理事長。8月には日清製粉との共催で「神戸スウィーツ・コンソーシアム チャレンジド・プログラム」…続きを読む
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北海道 食の探知記(23)大衆食堂おへそ 地域密着スタイル 酒場のエッセンス…
外食 2018.05.21魚屋が営む昼から飲める大衆食堂をコンセプトにした「大衆食堂おへそ」(写真)が11日にオープンした。 「港町のモンキチ」「SACHI」「港町酒場もんきち商店」を地元密着スタイルで展開するライフダイニングが10店舗目の新業態として「大衆食堂おへそ」を開…続きを読む
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北海道 食の探知記(22)らーめん西や 経営基盤を見直し 人手不足克服に知恵
外食 2018.04.25【北海道】「働き手不足だけでなく、定着率も低く人材が育たない」と嘆くのは発祥の地・オホーツクの紋別と、修業を積んだ第二の故郷・小樽に4店を構える「らーめん西や」の西尾巧一郎社長。第2次ラーメンブームといわれ注目された時代、店主の働く姿に魅了され自ら業…続きを読む
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北海道 食の探知記(21)博多一風堂 味・接客、常に進化 求められる人間力
外食 2018.04.04濃厚な博多・豚骨ラーメンで世界的に人気の「博多一風堂」を道内3店、東京に3店展開するSTAYDREAMの篠原猛社長は「時代とともにラーメンの味、接客など常に進化させていくことが重要」が基本スタンス。篠原社長は大学在学中に一風堂発祥の地・福岡の太宰府イ…続きを読む
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北海道 食の探知記(20)レストラン泉屋 「スパカツ」発祥店 釧路のソウルフ…
外食 2018.03.28釧路ご当地グルメの「スパカツ」発祥で知られるレストラン泉屋。1954(昭和29)年、釧路の観光名所である幣舞橋に近い末広町の繁華街で創業した。当時はカウンターとテーブル席が二つだけ。札幌のホテルで修行した現オーナーが腕を振るう店舗兼自宅の小さな洋食レ…続きを読む
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北海道 食の探知記(19)麺処そめいよしの 攻めのラーメン店 ケータリングで…
外食 2018.03.26【北海道】「夢は海外進出」と語るのは、札幌、登別にラーメン店3店を構える「麺処そめいよしの」の石山健太郎代表。「海外に出ても、日本を強くイメージできる店名にした」と目標は明快。 飲食業での調理経験を持ち、「『おいしかったよ』と言われることが元気の源…続きを読む
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北海道 食の探知記(18)麺屋凪冴(なぎさ) 手作りにこだわり 独自の濃厚味…
外食 2018.02.28【北海道】昨年8月、飲食の激戦エリア・札幌市豊平区に店を構えた麺屋凪冴(なぎさ)の沼田義明代表は「今年1年かけて店を軌道に乗せ、将来もう1、2店持ちたい」と夢を膨らませる。 沼田氏がラーメン業界に身を転じたのは10年前。勤務していた建設会社が廃業し…続きを読む
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北海道 食の探知記(17)らーめん吉山商店 ダントツを目指す
外食 2017.04.07●接客・味、国内外へ発信 【北海道】「ダントツの力を示したい」と語るのは、開業11年目で新たなスタートを切った、らーめん吉山商店の関山芳美社長。 全国実力店10店が集結し、台湾で初開催した「日本ラーメン祭り」(2月24日~3月5日)にも出店し、そ…続きを読む
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北海道 食の探知記(16)純連 強い信念で伝統の味守る
外食 2017.03.24【北海道】札幌で50年以上続く老舗ラーメン店「純連」。3代目社長である山岸敬典氏は「先代、先々代から続くこの味をしっかりと守っていきたい」と意気込みを語る。 同氏は、純連で10年以上修業を積み真摯(しんし)にラーメンを作り続けて2011年、3代目に…続きを読む
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北海道 食の探知記(15)エフビーエス 業界の地位向上を ラーメン作り追求へ
外食 2017.03.13【北海道】“弟子屈ラーメン”6店を展開するエフビーエスの菅原憲一社長は、「ラーメン業界の地位向上」の重要性を訴える。北海道遺産にも認定され、多くの道民や観光客からも愛される北海道のラーメンだが、「料理としての体系も形作られておらず、産業の体質も脆弱(…続きを読む
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北海道 食の探知記(14)アイ・コンセプト 食文化の伝承図る 店舗拡大で食材…
外食 2017.03.01「2020年には『にほんいち』を50店まで増やし、ここを拠点に北海道の食材を発信していきたい」と夢を語るのは、居酒屋チェーン「北海道海鮮にほんにち」を道内、東京、大阪に15店展開するアイ・コンセプトの市川暁久社長。 2月22日には札幌駅北口に16店…続きを読む
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北海道 食の探知記(13)ピュアフーズとうや 農業者が元気に成長 連携型ビジ…
農産加工 2016.06.01【北海道】シソジュース「ビエンナーレ」で知られるピュアフーズとうや。ルーツは1984年、洞爺村(当時)の女性100人以上が参加して誕生した「洞爺村つけもの研究会」。その後、発展的に解消し、新たに村民50人ほどが出資して2000年に「ピュアフーズとうや…続きを読む
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北海道 食の探知記(12)サッポロドラッグストアー 今年は第2創業期、ウイー…
小売 2016.05.25【北海道】「ヘルス&ビューティー(H&B)を核とした生活便利ストアがコンセプト」と語るのは、サッポロドラッグストアーの富山浩樹社長。昨年5月に社長に就任して1年が経過した。 4月からロゴマークを一新し、ストアブランドを順次「サツドラ」に変更、8月に…続きを読む
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北海道 食の探知記(11)らーめん三日月 開業10年機に前進、意を決し規模拡…
外食 2015.05.13【北海道】旭川で「らーめん三日月」を切り盛りする森内巧二社長は、来年の開業10年を機に「少し駆け足で前進したい」と明かす。同氏は大手ラーメンチェーンで13年間スーパーバイザーなど務め、40店を超えるFC店舗立ち上げに携わってきた。将来経営を引き継ぐ道…続きを読む
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北海道 食の探知記(10)らーめん西や 皆が幸せな店づくり 昼も来店客呼び込…
外食 2015.04.17【北海道】オホーツク管内紋別が発祥の「らーめん西や」は6月、第二の故郷ともいえる小樽に市内2店目の「花園店」をオープンさせる。西尾巧一郎社長は、紋別の繁華街・はまなす通りの小さなラーメン店からスタート、一躍行列のできる人気店に成長させてきた経験から、…続きを読む
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北海道 食の探知記(9)らーめん巖窟王 初心を忘れず感謝が大事
外食 2015.04.13【北海道】「らーめん巖窟王」の高瀬三巌社長は「ラーメンは味50、人柄50」が持論。「味だけで勝負はできない。人柄や接客、気配りも同じくらい大切」と説く。同氏は、大手ラーメンチェーンに20年間勤務し副社長まで務めたが、経営上のすれ違いから退社。12年1…続きを読む
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北海道 食の探知記(8)らーめん吉山商店 従業員の充実が大事 知名度さらに高…
外食 2015.04.06【北海道】「従業員の充実が大事」と語るのは、札幌に4店舗を構えるらーめん吉山商店関山芳美社長。「やみくもに店を増やし、お客さまの満足度を追求するだけでは、従業員の満足度がおろそかになる。実力あるスタッフが店を離れ、強いてはブランドの弱体化につながる」…続きを読む
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北海道 食の探知記(7)エフビーエス そばへの思い膨らむ 4月に「北堂」1号…
外食 2015.03.20【北海道】“弟子屈ラーメン”5店を展開するエフビーエスは、そば店運営の新事業に乗り出す。北海道が国内最大のそば産地であると同時に、高齢化時代を迎え今後ラーメン以上に需要増が望めるとの狙いだ。同社菅原憲一社長は「北海道のそばの流儀・作法を築き広めていき…続きを読む
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北海道 食の探知記(6)ホクノー ライフライン確立を 高齢者生活支援で優秀賞
小売 2015.02.11【北海道】札幌市厚別区で6店舗を展開するホクノーは昨年11月、地域実情に応じた介護予防・高齢者生活支援の取組みが評価され「第3回健康寿命をのばそう!アワード」で、厚生労働省老健局長優秀賞(企業部門)を受賞した。 ホクノー野地秀一社長は「この厚別区は…続きを読む
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北海道 食の探知記(5)アサヒビール北海道統括本部・江田善光理事統括本部長
酒類 2014.11.19●新しい価値商品提案 モットー「対話を大事に」 【北海道】9月1日付でアサヒビール北海道統括本部に赴任した江田善光理事本部長は「前任の東京統括支社長をはじめ、その前の東海統括支社長時代は、東京や名古屋の激戦地で営業活動をし、盛り場で一番目立つのが支…続きを読む
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北海道 食の探知記(4)坂口製粉所・坂口幸司社長 愚直に坂口ファン増やす
農産加工 2014.10.29●創業100年に向け陣頭指揮 【北海道】“目指せ日本一のきな粉屋”--をスローガンに掲げる坂口製粉所の坂口幸司社長。今年7月、前社長の坂口澄子会長からバトンを引き継ぎ、創業100年に向けた新生・坂口製粉所の陣頭指揮に当たっている。 坂口社長は「目…続きを読む
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北海道 食の探知記(3)「らー麺 火ぷり家」長岡正樹店主 夢は故郷・北見への…
外食 2014.05.14【北海道】旭川の有力店で9年半の経験を積み、12年11月独立。旭川市内に「らー麺 火ぷり家」を開業した長岡正樹店主は「誰でも気軽に来店でき、ゆったり、居心地の良い店作り」がスタンス。ラーメン店には珍しく小上がりを多く設けたのも来店客にくつろいで食べて…続きを読む
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北海道 食の探知記(2)「ラーメン専科くさび」石山芳行社長 若者を育て味を未…
外食 2014.04.14【北海道】しょうゆ味が主流の旭川ラーメン業界にあって、味噌味を売りに人気を博す「ラーメン専科 くさび」。石山芳行社長が03年に建設会社勤務から脱サラし開業した。 店名も「長年勤めた建築業界の名残り」と笑うが、同氏の妻が詩人・書家の相田みつを氏のファ…続きを読む
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北海道 食の探知記(1)「バオバブの木にバナナがなった。」青柳裕久店主 地域…
外食 2014.04.11【北海道】「バオバブの木にバナナがなった。」。一風変わった店名だが、旭川の動物園通り沿いに構える人気ラーメン店だ。旭川での開業は11年だが、その4年前、東京へ進出したのが始まり。青柳裕久店主は「ラーメン激戦区・東京環七通りに近かったので、店名にインパ…続きを読む