北海道 食の探知記(1)「バオバブの木にバナナがなった。」青柳裕久店主 地域密着で生き残り

外食 連載 2014.04.11 10991号 13面
青柳裕久店主

青柳裕久店主

 【北海道】「バオバブの木にバナナがなった。」。一風変わった店名だが、旭川の動物園通り沿いに構える人気ラーメン店だ。旭川での開業は11年だが、その4年前、東京へ進出したのが始まり。青柳裕久店主は「ラーメン激戦区・東京環七通りに近かったので、店名にインパクトを付けただけ」と笑う。実家は旭川の老舗ラーメン店「光林坊」。店を手伝いながら親元で腕を磨いた同店主が、伝統の味を継承しつつ、独自性も加えた新たな一杯で多くのファンを魅了する。あえて光林坊ののれんを使わなかったのも「作り手や場

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