全国卸流通特集2023
全国卸流通特集:地域卸、メーカーと得意先つなぐ 業容拡大へ重点取組み遂行
旭食品は7月5、6の両日、神戸市で開催した展示会で吉本興業とコラボし各地の「住みます芸人」お薦めの食品を紹介した
北近畿が拠点の藤澤は8月23日に京都府福知山市で開催した秋季展示会で「コラボ」などのキーワードをもとに得意先の販促につながる商品を提案した
大物(大阪市)が9月6日に開催した秋季謝恩展示会のテーマコーナーでは「米(マイ)ベストな逸品」として「ご飯のおとも」となる商品を訴求した
茨城県地盤の総合卸・常洋水産は個性的な地域の加工食品や酒類・菓子のフルライン提案で地元小売業の売場差別化をサポート(14日、水戸市で開いた秋季展示商談会)
●新たな業態挑み新規獲得へ
地域卸は、メーカーと得意先をつなぎ、販促提案や商品情報の提供に注力し、エリアの得意先の繁盛に貢献すべく地域密着の取り組みを進める。
価格改定は地域卸各社に売上げへの効果をもたらし、経費面についても昨年に比べると落ち着いてはいる。しかし2024年問題や人手不足、最低賃金の引き上げなど、今後のコスト増を見据えた対応にも努める。
値上げラッシュが続く中、消費者の節約志向は高ま
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全国卸流通特集2023
卸・商社22年の食品卸業界はウクライナ問題や円安影響による急激なコスト環境の悪化を受けつつも、近年まれにみる好業績となった。主要卸間では過去最高益更新が相次ぎ、これまで容易に到達できなかった経常利益率1%の壁を超えた企業も少な […]
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