勝ち抜くには日本茶でなければならない理由が必要
●競争力強化へ環境整備
政府や農林水産省が重点品目として位置付ける緑茶（お茶）の輸出強化が進む。2021年の緑茶（お茶）の輸出額は204億円と過去最高となった（財務省貿易統計から）。輸出量は米国などでの日本食ブームや健康志向の高まりから、直近10年間で約2倍強増加している。内訳は、米国が全体輸出量の約4割を占め、以下、台湾やドイツなどが続く。今後、世界の緑茶貿易量は10年で約1.6倍に増加すると予測されており、輸出拡大に向けた環境整備などの取組みが
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