全国卸流通特集2024

全国卸流通特集:改正農基法が成立=持続性確保へ卸の役割大

卸・商社 2024.09.28 12830号 07面

 ◇食品卸を取り巻く8大トレンド
 5月29日、今後の農業・食料行政のあり方を定める食料・農業・農村基本法(以下、農基法)の改正案が可決・成立した。その最大のポイントは、食料安全保障を基本理念の柱に位置づけるとともに、生産・加工・流通・小売・消費の全段階が連携する「食料システム」の持続性確保を国の中心的な課題に据えたことだ。“農業の憲法”という従来の枠組みを脱し、サプライチェーン全体の政策方向を示したのは画期的といえる。
 本改

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 全国卸流通特集2024

    全国卸流通特集2024

    卸・商社

     2019年の改正労働基準法施行から5年の猶予期間を経て、4月1日からドライバーの時間外労働規制(年960時間上限)がスタートした。これに伴うトラック輸送能力の不足、いわゆる物流の「2024年問題」が本番を迎えた格好だ。 […]

    詳細 >