全国卸流通特集2024
全国卸流通特集：24年大手卸 環境不透明も成長継続へ
日本アクセスの冷凍食品需要拡大策「チン！するレストラン」。昨年の大阪に続き、今年は名古屋で開催。約8600人の来場で活況を呈した
三菱食品は新たな需要創出へ「DDマーケティング」に注力。「ダイヤモンドフェア2024」では導入メーカー・小売業の成果事例を紹介し注目を集めた
国分グループ本社は地域課題の解決と市場活性化に資する「地域共創ビジネス」の強化に努めている。今年のSMトレードショーでは各エリアカンパニーの取り組み事例を来場者へ訴求
●デジタルで需要創出と生産性向上
24年度の卸業界を取り巻く環境は、物流問題の影響や物価上昇に伴う節約志向の進行などで先行きが不透明だが、大手各社の今期計画はおおむね前向きだ。メーカー値上げの価格転嫁を遂行しつつ、インフレ環境で二極化する消費へ対応を強化するほか、デジタルを駆使した新たな収益源の確立や生産性向上などで増益を狙う。国内の労働力不足や人口減少に対応した海外事業の強化をはじめ中長期視点に立った事業戦略も本格化させるなど、継続的な成長へ取り
-
全国卸流通特集2024
卸・商社2019年の改正労働基準法施行から5年の猶予期間を経て、4月1日からドライバーの時間外労働規制（年960時間上限）がスタートした。これに伴うトラック輸送能力の不足、いわゆる物流の「2024年問題」が本番を迎えた格好だ。 […]
詳細 >
