食品ヒット大賞特集
日本食糧新聞社制定、令和元年度「第38回食品ヒット大賞」および「第33回新技術・食品開発賞」の受賞商品が決まった。令和に入って初めての今年は、「大賞なし」の結果となったが、受賞商品には簡便性、より調理食化、機能性や健康志向、働く女性向け、また新容器などの創意工夫、さらには進化した姿が目についた。贈呈式・祝賀会は、来年2月17日午後4時からホテルニューオータニ(東京)で行われる。
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◆食品ヒット大賞特集:第38回(令和元年度)食品ヒット大賞 大賞なし、優秀ヒ…
総合 2020.02.17◆優秀ヒット賞21品、ロングセラー賞6品に栄誉 日本食糧新聞社制定、令和元年度「第38回食品ヒット大賞」および「第33回新技術・食品開発賞」の受賞商品が決まった。令和に入って初めての今年は、「大賞なし」の結果となったが、受賞商品には簡便性、より調理…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:ごあいさつ 日本食糧新聞社会長CEO・今野正義
総合 2020.02.17●優秀ヒット21品・ロングセラー賞6品に栄誉 新技術・開発賞は新創造で価値アップの5品 日本食糧新聞社制定・令和元年度「第38回食品ヒット大賞」(選考委員長・亀井昭宏早稲田大学名誉教授)および「第33回新技術・食品開発賞」(選考委員長・岩元睦夫鹿児…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:第38回(令和元年度)食品ヒット大賞講評
総合 2020.02.17◆講評:令和元年度「第38回食品ヒット大賞」選考経過報告 選考委員長・亀井昭宏 モニター企業67社から推薦された延べ2057件の食品について、5部門に分けての長時間にわたった慎重な審議・選考の結果、残念ながら今年度は「ヒット大賞なし」との結論に至…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=江崎グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」
乳肉・油脂 2020.02.17●日本の“子育て幸福度”向上に貢献 多様な育児スタイルを後押し 江崎グリコが2019年3月に発売した国内初の乳児用液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」は、ママ、パパをはじめ、育児に関わる多くの人の負担軽減や災害時の備えに貢献している。女性の社会進…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=エスビー食品「きざみねぎ塩」
調味 2020.02.17●きざみに調味で高評価 チューブ市場拡大に貢献 エスビー食品は17年の「きざみパクチー」発売以降、新たなチューブの領域を開拓し市場拡大に貢献している。今回、受賞した「きざみねぎ塩」は19年3月に発売。ねぎ塩の風味と食感を手軽に楽しめるチューブタイプ…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=キリンビール「キリン カラダFREE」
飲料 2020.02.17●お腹まわりの脂肪を減らす 明快な機能でノンアル市場活性化 キリンビールのノンアルコール・ビールテイスト飲料「キリン カラダFREE(キリン カラダフリー)」は、ビール原料のホップから生まれた独自素材「熟成ホップエキス」に含まれる、“熟成ホップ由来…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=キリンビバレッジ「午後の紅茶 ザ・マイスタ…
飲料 2020.02.17●“甘くない微糖ミルクティー” 同ブランド過去最高販売数量けん引 「キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ ミルクティー」は、働く大人の気分転換にふさわしい、こだわり品質の微糖シリーズ「ザ・マイスターズ シリーズ」の第1弾商品として、19年3月26日…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=サントリー食品「クラフトボス」の紅茶シリー…
飲料 2020.02.17◇サントリー食品インターナショナル「クラフトボス」の紅茶シリーズ ●快適に働くための新たな選択肢 コーヒーの枠を超えた新提案 「クラフトボスTEA ノンシュガー」と「クラフトボス ミルクティー」で展開する「クラフトボス」の紅茶シリーズ。快適に働く…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=創味食品「創味だしのきいたまろやかなお酢(…
調味 2020.02.17●簡便でヘルシーな新看板商品登場、“だし”で合わせ酢市場を活性化 創味食品初の調味酢「創味 だしのきいたまろやかなお酢(だしまろ酢)」は19年春に登場し、合わせ酢市場を活性化した話題の1本だ。その名の通り、まろやかな酸味とだし感と、和えるだけ、かけ…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=徳島産業「たっぷりたまねぎポン酢」
飲料 2020.02.17●圧倒的な具材で新感覚調味料 驚きと意外性でユニークな存在を目指す 「どこにもない味・心に残るおいしさ」をコンセプトに、オンリーワンの商品づくりをモットーにしている徳島産業。18年9月に玉ネギのざく切りをふんだんに入れ、本醸造醤油、かつお、昆布エキ…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=日清食品「カップヌードル 味噌」
小麦加工 2020.02.17●当初計画の2倍以上で着地見込み 第5の定番アイテムに育成 「カップヌードル 味噌」は、先行して発売していた「カップヌードル 味噌 ミニ」で展開していたものをレギュラーサイズでの商品化を求める声を受けて4月1日に発売を開始した。3種の味噌をブレンド…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=日清オイリオグループ「日清オイリオのMCT…
乳肉・油脂 2020.02.17●幅広いライフステージで機能発揮 半世紀研究の“社会貢献型食品” 日清オイリオグループはMCT(中鎖脂肪酸)を含み、美容や運動、健康維持に役立つさまざまな形態の商品群に「日清オイリオのMCT」ロゴマークをつけて展開。幅広いライフステージで機能を発揮…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=ハウス食品「味付カレーパウダー バーモント…
調味 2020.02.17●子ども向けカレー粉市場を開拓 調味パウダーで手軽にカレー味を ハウス食品が19年2月に発売した「味付カレーパウダー バーモントカレー味」〈甘口〉は子供向けの「バーモントカレー」のおいしさを詰め込んだ顆粒状の調味されたカレーパウダーとして発売以降、…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=明治「明治ほほえみ らくらくミルク」
乳肉・油脂 2020.02.17●約100年の栄養知見で社会課題解決 トップメーカーとして使命果たす 明治が2019年3月に発売した乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」(税別215円)は、同社の約100年にわたる乳児用ミルク研究・開発の知見を生かした栄養設計で、社会課…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=アサヒビール「アサヒ 極上<キレ味>」
酒類 2020.02.17●冴えるシャープなキレ 本格的な飲み応えを両立 アサヒビールの「アサヒ 極上〈キレ味〉」は、“冴えるシャープなキレ”と“麦100%の飲みごたえ”を特長とするビール系新ジャンル。原材料の麦100%に加え、独自の高発酵醸造技術と冷涼ホップを採用すること…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=日本コカ・コーラ「檸檬堂」
酒類 2020.02.17●初のレモンサワー専門ブランド 日本市場に向けた独自の取組み 「檸檬堂」は日本コカ・コーラ初のレモンサワー専門ブランドだ。18年5月から九州エリア限定で先行発売し、高い支持を受けた。全国各地のユーザーからの発売を希望する声に応え、満を持して、19年…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=安曇野食品工房「TAPIOCA TIME …
飲料 2020.02.17●独自性があるオンリーワン商品 タピオカブームに先駆け開発 92年頃に日本では第一次タピオカブームが起き、安曇野食品工房では同時期に「タピオカ入りココナッツミルク」というカップデザートを発売するなど、タピオカをいち早く商品に導入していた。 その後…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=日本ハム「シャウエッセン チェダー&カマン…
乳肉・油脂 2020.02.17●主力ブランドをブラッシュアップ チーズ入り新テイスト・シャウエッセン 日本ハムを代表するあらびきウインナーソーセージブランド「シャウエッセン」は、旨みとコクを引き出したあらびきポークを天然の羊腸に詰め、ドイツ風のスモークで仕上げた大人も満足できる…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=マルハニチロ「WILDishシリーズ」
冷凍・チルド 2020.02.17●袋がそのまま皿になる個食の進化 若年層の需要取り込みに成功 袋がそのまま皿になる--。19年秋にマルハニチロが発売した「WILDish(ワイルディッシュ)」シリーズ4品(焼豚五目炒飯・豚キムチ炒飯・エビピラフ・チキンライス)は、究極の簡便性を追求…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=森永乳業「トリプルヨーグルト」
乳肉・油脂 2020.02.17●ヨーグルト市場で「第3軸」を創造 「おいしく生活習慣ケア」で健康貢献 森永乳業の「トリプルヨーグルト」は、ヨーグルトで初となる1つの商品で血圧、血糖値、中性脂肪への3つの機能性を表示し、「生活習慣ケア」という第3の軸を市場に創造している。同社独自…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=湖池屋「じゃがいも心地」
菓子 2020.02.17●「ポテトチップス」の価値転換に成功 「野菜を食べる」新価値付加 湖池屋の「じゃがいも心地」は、ジャガイモの素材の味わいを楽しめる厚切りポテトチップス「PURE POTATO」ブランドのシリーズ品として展開。2018年9月にリニューアルを実施。18…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=ブルボン「ひとくちルマンド」
菓子 2020.02.17●ひとくちでルマンドの満足感を 利便性を追求し新需要を創出 45周年目を迎えたブルボンの「ルマンド」は19年秋、利便性に特化した個食タイプの新形態チョコレート菓子「ひとくちルマンド」を投入した。チャック付きのスタンディングパウチでいつでもどこでも食…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=明治「オリゴスマートミルクチョコレート」
菓子 2020.02.17●糖から健康を考えた新視点チョコ 強みの「フラクトオリゴ糖」活用 「オリゴスマートミルクチョコレート」は、長年カカオやチョコレートの健康について研究を重ねてきた明治が、チョコレートの主原料の一つである糖から健康を考えた、新しい視点のチョコレート。チ…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:優秀ヒット賞=山崎製パン「塩バターフランスパン」
小麦加工 2020.02.17●発酵種ルヴァン活用の画期的商品 21億円ブランドに成長 山崎製パンの「塩バターフランスパン」は、同社のハードロール部門が、「自家製発酵種ルヴァン」を活用し、フランスパンの品質向上に取り組む中から生まれた画期的な商品。「ルヴァン種」を使用することで…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:ロングセラー賞=ケンミン食品「ケンミン焼ビーフン」
農産加工 2020.02.17●ゆでもどし、味付け不要 世界オンリーワン「日本のビーフン」 「ケンミン焼ビーフン」は、国内唯一の日系ビーフンメーカー・ケンミン食品が、ビーフンを知らない人や食べたことがない人でも、おいしく食べてもらうことを願って1960年に商品化した。ちょうど「…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:ロングセラー賞=井村屋「肉まん」「あんまん」
小麦加工 2020.02.17●「肉まん・あんまん」の名称にこだわり 600種類以上を開発し市場創出 井村屋の肉まん・あんまんシリーズは、同社が元々有していたつぶあんの技術と包あんの技術を生かしてまずは「あんまん」、そして「肉まん」を1964年に発売し、その後、カレーまん、ピザ…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:ロングセラー賞=エバラ食品工業「すき焼のたれ」
調味 2020.02.17●原料とブレンドにこだわり 年間通じて使える和風万能調味料へ 日本の食卓で半世紀にわたって愛されてきたエバラ食品工業の「すき焼のたれ」。人気の秘密は、こだわりの原料と独自のブレンド技術にある。厳選した本醸造醤油と、砂糖、本みりん、かつおだしを絶妙な…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:ロングセラー賞=森永製菓「ハイチュウ」
菓子 2020.02.17●チューイングキャンディ市場創出 世界で愛されるブランドに成長 「ハイチュウ」が誕生したのは1975年、すっきりとした甘みと酸味をあわせもつストロベリー味を発売した。最初の「ハイチュウ」は3層構造でセンターにフルーツの味をサンド、いままでにないソフ…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:ロングセラー賞=サッポロビール「サッポロ生ビール黒ラベル…
酒類 2020.02.17●生ビールのおいしさ出発点に 若年層の支持集める サッポロビールの「サッポロ生ビール黒ラベル」は、1977年発売のロングセラー商品だ。本来の生ビールのおいしさを提供したいとの思いを出発点に、発売から現在に至るまで一貫したコンセプトのもと「進化」を続…続きを読む
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食品ヒット大賞特集:ロングセラー賞=東洋水産「緑のたぬき天そば」
小麦加工 2020.02.17●和風カップ麺の中での地位を確立 高い認知率と人気を獲得 東洋水産のカップ麺「緑のたぬき天そば」は1980年に生まれ、2020年に発売40周年を迎える。同品のルーツは、1963年に誕生した袋麺の「たぬきそば」で、この「たぬきそば」が進化して生まれた…続きを読む