代替食・プラントベースフード特集2024
代替食・プラントベースフード特集:“課題”“伸びしろ”にアプローチを
プラントベースミルクはすでに定着の様相。豆乳を中心にアーモンド、オーツなどが定番化
訪日外国人の増加を背景に外食分野でもメニュー導入が増える傾向(卵・クリーム・チーズ不使用カルボナーラ)
基幹ジャンルの大豆ミートはメニュー品を中心に売場が定着
敷居の高さの払拭は最大課題の1つ。間口拡大は活性化への不可欠条件だ(TWO「2foods」秋季限定スイーツ)
中核ジャンル・大豆ミートの肉再現性はさらに一段と高まった(不二製油「プライムソイミート(乾燥タイプ)」)
◆23年は450億円規模に
国内プラントベースフード(PBF)市場では第2次成長期へ向けた助走局面を迎えているが、第1次成長期でみえた“課題”と“伸びしろ”に対し、どうアプローチを進めていくかが重要となる。全方位的な価格改定(値上げ)の定着、訪日外国人の急増(回復)、健康志向の多様化など、ここ1~2年で食品業界を取り巻く環境はさらに大きく変化した。過渡期を迎える国内PBFの市場動向、直近までの注目分野、今後の課題などを探る。(村岡直樹)
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代替食・プラントベースフード特集2024
総合肉や魚、バターやヨーグルト、卵などの動物性食品の特徴を、大豆などの豆類や海藻類、野菜などの植物性食品で再現するプラントベースフード(PBF)はさまざまなサステナブル性を兼ね揃える「次世代食」として、世界的な注目を集めて […]
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