全国卸流通特集2023
全国卸流通特集:エリア別動向=東北 潮目変わるか、消費注視
東北食品流通業界は今年に入ってから小売業界のM&A、経営破綻などで揺れ動いてきた。値上げによるプラス要因は否定できないが、諸コストの高騰は先が見えず、利益の足を引っ張っている。M&Aは経営改善として仕入れ先の見直しまで進み、当該卸の経営に大きな影響を与える。6月、ヨークベニマル(YB)のマルニ(気仙沼市)子会社化、5月にベルジョイスのみずかみ(遠野市)経営統合などは全国卸、地方卸共に帳合先として後押ししてきた。今後の対応が注目される。そして何より大きな関心を集めたのが6月末
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全国卸流通特集2023
卸・商社22年の食品卸業界はウクライナ問題や円安影響による急激なコスト環境の悪化を受けつつも、近年まれにみる好業績となった。主要卸間では過去最高益更新が相次ぎ、これまで容易に到達できなかった経常利益率1%の壁を超えた企業も少な […]
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