スーパー各社は生鮮3品などに注力し差別化を図る(ヤマナカの店舗)
中部地区有力の小売各社の中間決算が出そろった。物価上昇に伴う節約志向の高まり、前年度の巣ごもり需要の反動により、厳しい状況だ。スーパーの強みである生鮮3品・デリカを重視した改装、新規出店を重ねる企業もある。
ヤマナカ(名古屋市)は、22年4~9月の連結営業収益は430億9100万円。今期から収益認識に関する会計基準を適用しているが、前年同期から61億4300万円の減収となった。経常利益は5000万円の赤字で、前年の8億0100万円の黒字から大幅に減