全国卸流通特集

全国卸流通特集:エリア別動向=静岡 統合、異業種参入で勢力変化

卸・商社 2019.09.28 11949号 30面
MV東海の鈴木芳知会長(左)と神尾啓治社長(写真は昨年の経営統合発表時)

MV東海の鈴木芳知会長(左)と神尾啓治社長(写真は昨年の経営統合発表時)

MV東海の従業員1200人以上が参加しにぎわう恒例行事「第7回じもの商品大商談会」

MV東海の従業員1200人以上が参加しにぎわう恒例行事「第7回じもの商品大商談会」

 日本列島のほぼ中央に位置し、気候温暖な静岡県。工業と農林水産業のバランスが取れ、富士山などの観光地を有する静岡県は居住するのに理想的な地域に見えるが、人口減少という大きな課題に直面している。総人口は2005年の379万2377人をピークに、19年4月時点で364万1988人にまで減少(参考=静岡県平成31年4月市区町村別推計人口表〈総数〉)。さらに、西部・中部・東部の地域に分かれ、西部は中京圏、東部は関東圏の影響を受けながら独自の食文化を形成。また比較的、県民の所得も多いと

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