全国卸流通特集

全国卸流通特集:大手卸の取組み=リアルとネット融合の戦略拡大

特集 卸・商社 2019.09.28 11949号 07面
三菱食品が「日本型NR」で紹介したレジレス決済機能。売場で商品を手に取るだけで決済できるウオークスルー型の体験デモ

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米国ウェグマンズのマルシェ(生鮮市場)を再現した国分グループの展示会。店舗に足を運びたくなる情報発信で顧客を誘引

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伊藤忠食品が提携したエブリーが運営する「デリッシュキッチン」のインフラは、卸事業の進化に大きく寄与する可能性を持つ

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三井食品は卸の基本の徹底に向け、国内外の魅力的な商品の提案を一段と強化する

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日本アクセスは次世代「情報卸」構想を披露し、進むIT化をサポートする情報サービスプラットフォームを目指す

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 物流費の上昇と見積もり合わせの増加を背景に、既存卸事業を取り巻く収益環境は厳しさを増している。少子高齢化や人口減少、変わり続ける生活者のライフスタイル、ネットとリアルの競争激化といった恒常的な課題への対応も避けて通れない情勢だ。「基幹となる卸事業を縮小均衡させるつもりはないが、新たな売上げと収益確保に資する事業や機能開発が急務」とは、多くの経営トップの共通認識だ。そうした中、卸各社は基幹事業のブラッシュアップを図りつつ、新たな領域へ打って出る動きが加速してきた。

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