全国卸流通特集
全国卸流通特集:地域卸 利益重視の経営戦略にかじ 強みで環境変化対応
カナカン(石川県)が5~6日に開催した秋季総合展示会。「地域に本気だ」の企画で地元の石川、富山、福井などの地元商材を提案
常洋水産(茨城県)は地域性の強いMD提案に注力する。今秋の展示商談会では地元メーカーのサバ専用日本酒、サバ缶詰をアソートした個性的ギフトを提案
五大物産(大阪府)の商談会は展示会ではなく、あくまで商談の場と位置付ける
ユアサ・フナショク(千葉県)が2月の展示会で披露した「改元エンド」。小規模店が実施しやすい企画提案は地域卸の本領といえる
広川(広島県)は地元企業や地場農産品、自社PB商品の販売に注力し地域活性化を目指す
北酒販(北海道)の商談会は令和新時代にあわせ金色のお酒を集めた「ゴールデンリカーズ」や一押しワインを集めた
●食を通じ地域活性化へ
国内市場は少子高齢化が進み、地域に根差した地域卸売業各社は人口動態の変化を意識しながら、小売業と一体となった提案型営業で消費者ニーズに即した売場づくりをサポートする。
昨年は大阪北部地震や西日本豪雨など、相次いだ自然災害の影響を大きく受けた。今年は新天皇即位に伴う新元号・令和の幕開けによるゴールデンウイークの10連休や、特に近畿エリアでは6月に大阪で開催された20ヵ国・地域首脳会議(G20)開催によ
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全国卸流通特集
卸・商社●新時代、「川中の本領発揮」に期待 本年4月末に平成30余年の幕が降り、「令和」の新時代を迎えた。改元の節目に食品流通業界の歩みをあらためて振り返ると、平成は卸売業が最大の進化発展を遂げた時代であることがうかがえる。 […]
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