全国卸流通特集
全国卸流通特集:エリア別動向=甲信 「地域力」柱に激流乗り切る
「メーカー型卸」としてオリジナル商品を次々と展開するマルイチ産商(缶詰「美味しいトマトとさば」)
「信州産食材」にスポットを当てたナガレイの夏季総合フェア(6月、長野市)
長野県産のワイン・シードルに注目が集まった酢徳の総合展示会(6月、軽井沢町)
川上の仕入れ原価上昇に、川下の流通再編に伴う帳合競争と、激流にさらされる川中の地域卸。ナショナル卸や侵攻リージョナル卸との競合、「中抜き」流通の拡大などで、いつ水底に引き込まれてもおかしくない難局が続く。一方で、甲信エリアはローカルSMチェーンが強さを保っており、品揃えや消費動向に地域性がいまだに強く反映されている市場。全国トップクラスの生産・製造量を誇る野菜や果実、加工食品なども多いことから、地域卸各社は、こうした「地域力」を事業・商品戦略の柱に据えて、需要創出を目指して
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全国卸流通特集
卸・商社●新時代、「川中の本領発揮」に期待 本年4月末に平成30余年の幕が降り、「令和」の新時代を迎えた。改元の節目に食品流通業界の歩みをあらためて振り返ると、平成は卸売業が最大の進化発展を遂げた時代であることがうかがえる。 […]
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