全国卸流通特集2024
全国卸流通特集:エリア別動向=関東 SM外食機能でDgS対抗
ヤオコー久喜吉羽店の「デリ&カフェ」はバイオーダー専用のカウンターで出来たて商品を提供し、外食でSMの機能強化を図る
セブン&アイの「ピースデリ千葉キッチン」は加工センター併設のセントラルキッチンの利点を生かす。加工した鶏肉に下味をつけて唐揚げの半調理品にし、店に届けて作業の効率化と商品の差別化を狙う
関東地区の小売は、業態間の競争がさらに激化している。出店攻勢を続けるドラッグストア(DgS)に、有力SMが外食機能を持たせるなど競争力を高めて対抗する。大手ではイオングループが経営統合によるスケールメリットを追求し、セブン&アイ・ホールディングスがスーパーストア事業の再編による収益改善を急いでいる。オンラインサービスでも各社各業態でしのぎを削り、顧客の争奪戦は激しさを増している。(山本仁)
関東の
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全国卸流通特集2024
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