全国卸流通特集
全国卸流通特集：酒卸＝アフターコロナ、問われる酒の真価 家庭用市場を深耕
通常であればにぎわいをみせる東京・上野アメ横だが緊急事態宣言中（3度目）は人出もまばらだった
ダイエーイオンフードスタイル日野駅前店の酒類売場。家飲み需要に応えるため、多種多様なビールを陳列
新型コロナウイルス禍で2年目の秋を迎えた酒類業界が、活路を見いだそうともがいている。業務用市場は、飲食店に対する酒類の提供停止措置などを受け壊滅的な打撃を受けている一方、家庭用はビール需要の開拓や機能系商品といった高付加価値品の提案が増え、家飲み需要の取り込みが進む。コロナが収束すれば、飲食店で自由に酒が飲める時代に戻る。飲食店での楽しい時間の創出や在宅時間を充実させる魅力など、アフターコロナはより一層酒の真価が問われる時代になりそうだ。（岡朋弘）
-
全国卸流通特集
卸・商社新型コロナウイルスの感染拡大が想定を超えて長期化し、食品卸業界が難しい舵取りを強いられている。緊急事態宣言の発令に伴う生活者の行動変化を受け、外食需要の回復に見通しが立たないほか、巣ごもり消費で堅調な家庭用市場では、今 […]
詳細 >
