2021年3月期に売上高250億円超えを達成したハセガワの眞壁政雄社長。20年3月期に売上高を8.7%伸長させ、コロナ禍に伴う巣ごもり消費の増加が落ち着いた21年3月期も売上高を5.3%増と高い成長を示した同社の強みは複数ある。一つは、中堅菓子卸だからこそできる「ひと手間かけた仕事」という価値を付加した機能を特徴とする大手菓子卸との差別化戦略だ。これにより、既存得意先の売上げは伸長を続ける。さらに「人が集まるところには、どこでも菓子売場を作ることができる」との考えから生まれ
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新型コロナウイルスの感染拡大が想定を超えて長期化し、食品卸業界が難しい舵取りを強いられている。緊急事態宣言の発令に伴う生活者の行動変化を受け、外食需要の回復に見通しが立たないほか、巣ごもり消費で堅調な家庭用市場では、今 […]
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