千葉県の有力地域卸であるユアサ・フナショクはコロナ禍の影響で、前期はホテル部門が打撃を被るなど苦戦を強いられた。しかし、食品を担う商事部門は巣ごもり拡大や新規取引の拡大などで好調に推移し、その傾向は今期も継続。同社・山田共之社長は今期の経営強化策に(1)定年延長による組織活性化・戦力アップ(2)新たな配送体制確立へ向けた用地の確保(3)フルライン機能を軸とした営業施策の深掘り(4)業務効率向上の追求--などを挙げ、強みの地域密着戦略へさらに磨きをかける方針だ。山田社長に昨今
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新型コロナウイルスの感染拡大が想定を超えて長期化し、食品卸業界が難しい舵取りを強いられている。緊急事態宣言の発令に伴う生活者の行動変化を受け、外食需要の回復に見通しが立たないほか、巣ごもり消費で堅調な家庭用市場では、今 […]
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