中部外食産業特集

外食 2019.12.08
中部外食産業特集

●問われる消費者モラル
今年も年末年始に向け各地で活発な動きが見られる。行楽シーズンが到来し、全国でさまざまな催しが行われる中、名古屋の人気スポットの一つに数えられる大須商店街では10月19・20の両日、「第42回大須大道町人祭」が開催され、2日間で延べ約30万人が訪れた。赤門・新天地・万松寺・観音・東仁王門・仁王門・本町・門前の8商店街をメーンとする大須商店街。同祭りでは、全国から集まった大道芸人ら約50組が大須商店街の至るところに設置された大小さまざまなステージに分かれ、パフォーマンスを披露。パントマイムや舞踏、ストリートミュージック、ジャグリングといった多岐にわたる演目で、あちこちから笑い声が沸き上がるにぎかな祭りとなった。
普段は食べ歩きの町として知られる大須商店街。運営店舗数は1200~1400店といわれ、飲食物を販売する路面店も非常に多い。特にここ数年は、タピオカブームの影響で、タピオカドリンク専門店が急増。いまや、その数は40店以上にものぼり、学生を中心に連日、大勢の若年層が訪れる新たな大須の魅力となっている。
しかし、タピオカドリンク専門店の急増の裏で、容器を店の周辺や路上へ放置する行為や自動販売機の横にあるリサイクルボックスに詰め込むといったケースが相次いで発生。また、外食店ではSNSの普及とともに、撮影目的の注文者が大量に食べ残すといった問題もあり、外食店では頭を抱える。