世界を救え!スイーツ&ベーカリー特集

菓子 2020.04.24
世界を救え!スイーツ&ベーカリー特集

 ◇世界を救え! スイーツ&ベーカリー特集
 ●市場力レベル世界最高峰
 食品屈指の嗜好(しこう)性を誇るスイーツ・ベーカリー。真の意義が、今、問われている。新型コロナ感染拡大による閉塞感が国内外でまん延する中、笑顔や幸福感を喚起する“再興への活力源”としての役割が求められている。
 国内両市場は特に今世紀以降、世界でも群を抜く角度で強力な市場力を形成。国際大会では上位常連国として伝統国と肩を並べ、作り手・売り手・関連企業の絶え間ない探究心により、あらゆるチャネルで安心・安全・高品質な商品を享受することができる。世界的に見ても市場レベルの高さは最高峰にあり、クールジャパンの一角にふさわしい。
 「戦後最大の人類の危機」の声も挙がる現在、両市場は生きる(=生命を維持する)上で不可欠の分野ではない。しかし、閉塞感を打破し再興の道筋を描くためには、両市場の持つ情緒的価値が必須となる。人間は笑い、楽しみ、幸せを感じることで無限のチカラを引き出すことができる生き物であり、情緒的価値はそのための導火線だからだ。
 家族とともにデザートを楽しむ食卓。今日を頑張るため、“ご褒美”として取っておいた人気のパン。SNS上にアップされる、色鮮やかなフルーツケーキ。すべては笑顔や幸福、楽しさを誘発し、必ず、明日へのチカラとなろう。取材対象となった延べ40以上にわたる関係者・企業・団体に共通するのは、両市場の活性化は、必ず生活者の幸せにつながるという強い信念だ。史上まれに見る激動の中、スイーツ・ベーカリーが世界を救う。
 「スイーツ」「ベーカリー」の定義は諸説あるが、本紙では和洋菓子全般に加え、観光・土産菓子、高級ショコラなどを「スイーツ」とし、店舗形態におけるパン屋、インストアベーカリーなど広域流通品以外のパンを「ベーカリー」とする。
 (取材・執筆=日本食糧新聞取材班、協力=全国洋菓子工業会、百貨店、駅ナカ、CVS、量販店、メーカー、店舗、製造関係者、一般消費者)