全国卸流通特集
全国卸流通特集:エリア別動向=静岡 利用用途が業態明暗分ける
静岡県内における百貨店・食品スーパーの20年販売額は既存店ベースで前年比6.5%減であった。ただ業態別では、百貨店が同24.4%減に対し、食品スーパー(SM)は同3.5%増と大きく異なる結果となり、飲食料品の取扱比率と消費者の利用用途が明暗を分ける形となった。今年上期(1~6月)に関しては、第1四半期は百貨店が同9.4%減と苦戦傾向であったものの、第2四半期に入ると同51.2%増と回復の兆しを見せた。その半面、SMは第1四半期が同0.6%減、第2四半期が同2.5%減と昨年の