新春特集2024第1部
新春特集第1部:税率改定で動く酒類市場 最大焦点は「ビール」
ビールは減税後に350ml缶6本パックで税抜き900円台も出現
酒類市場では23年10月に酒税率改定が行われ増減税に伴う店頭価格の上下が見られた。コストプッシュの中での税率改定ということもあり、中には減税対象にも関わらず値上げを強いられたカテゴリーもあるなど、様相はやや複雑。最大のトピックとされるビール類の酒税一本化に向けた動きでは、20年に続き減税となった狭義のビールの新商品発売や店頭販促が加速、消費者の関心も高まった。(丸山正和)
●新商品発売、店頭販促が
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新春特集2024第1部
総合2024年の食品業界は長期にわたるデフレから脱却し、適正価格と付加価値に基づく成長の好循環を生み出すことが期待される。パンデミックや国際情勢変動に伴う円安と資源・原資材価格の上昇を受け、わが国を取り巻くコスト環境は大き […]
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