新春特集2024第1部

新春特集第1部:フードテックの現在地 第2成長期へ再助走局面

総合 2024.01.01 12697号 08面
植物肉はメニュー系での商品化を軸に、焼肉など塊肉(一枚肉)素材としての品位が試される局面が到来しそうだ

植物肉はメニュー系での商品化を軸に、焼肉など塊肉(一枚肉)素材としての品位が試される局面が到来しそうだ

生活者接点で強力な機能を持つCVSでも、PBFメニューの採用は拡大している(セブンイレブン「みらいデリ おにぎり ツナマヨネーズ」

生活者接点で強力な機能を持つCVSでも、PBFメニューの採用は拡大している(セブンイレブン「みらいデリ おにぎり ツナマヨネーズ」

 ◆規模拡大への礎、着々と 企業意欲格差も如実
 食品分野(Food)と技術(Technology)を掛け合わせ、食のさまざまな問題解決や新たな可能性を目指す「フードテック(FOODTECH)」は、23年も世界規模で実装が相次いだ。本紙では国内「フードテック元年」である20年以降、その中核であるプラントベースフード(PBF)の社会的意義を「サステナビリティ性」としてとらえ報道してきたが現状、同市場は第2成長期を目前に控えた「再助走」の局面にある。次世代

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     2024年の食品業界は長期にわたるデフレから脱却し、適正価格と付加価値に基づく成長の好循環を生み出すことが期待される。パンデミックや国際情勢変動に伴う円安と資源・原資材価格の上昇を受け、わが国を取り巻くコスト環境は大き […]

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