新春特集2024第1部

新春特集第1部:人手不足と自動化潮流 AI・ロボットで生産性向上

特集 機械・資材 2024.01.01 12697号 08面
人型協働ロボット「Foodly」の導入イメージ

人型協働ロボット「Foodly」の導入イメージ

店舗内を移動するストアロボット「Armo」

店舗内を移動するストアロボット「Armo」

 食品業界では、深刻な人手不足が続いている。働き手の不足はサービスの質の低下を招き、労働環境の悪化や能力開発機会の減少、従業員の働きがい・意欲の低下など、経営に悪影響を及ぼす。競争力強化のためにも、労働力不足への対応は“待ったなし”の状況にある。そこで注目されるのが、AI(人工知能)やロボットを活用した労働環境の改善だ。すでに大手を中心に導入が進み、業務効率化による生産性向上・コストダウンに取り組む企業が増えている。ここでは食品関連産業における人手不足の現状をひも解きながら、

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