コメビジネス最前線特集
コメビジネス最前線特集:作柄=全国平均「平年並み」 過去最低の収穫量
●天候不順など懸念
農林水産省が14日に公表した9月25日現在の22年産米作柄概況は、全国平均で平年並みの「100」が見込まれ、需給が緩む中、国を挙げて生産面積を減少させたこともあり、予想収穫量は前年より30万4000t少ない670万3000tにとどまり、過去最低となる見通しだ。
天候は田植え期以降、おおむね高温・多照で推移し、出穂期までの天候に恵まれた地域があるものの、6月上旬の低温や日照不足、7月中旬や8月上旬の大雨、