◇伊藤忠食品・角田憲治取締役常務執行役員 「引き続き変化への対応」を挙げたい。コロナ禍で消費者の行動や生活様式が大きく変化している。コロナ後は「業務用低調」「家庭用好調」の構図が少しずつ変わってくるだろう。消費変化をよく見極める必要がある。 二つ目は「量から質への転換」と「店頭販売のバラエティー化」だ。外飲みから家飲みに需要がシフトしたことで若年層を中心に量販店や小売店の酒売場に対し関心を持ってもらえる環境になった。これま
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新型コロナウイルスの感染拡大が想定を超えて長期化し、食品卸業界が難しい舵取りを強いられている。緊急事態宣言の発令に伴う生活者の行動変化を受け、外食需要の回復に見通しが立たないほか、巣ごもり消費で堅調な家庭用市場では、今 […]
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