代替食・プラントベースフード特集2023
代替食・プラントベースフード特集:マリンフード 躍進するPBF先駆者
カッティングボードに「植物バター」をたっぷり塗って好みの具材をトッピングすれば、昨年米国で話題になった「バターボード」も手軽に作れる。「植物バター」の味わいをシンプルに楽しめる上、アレンジ次第でさまざまなテーブルシーンを演出できる
植物性原材料100%の「植物バター」であればビーガン向けの料理にも対応可能だ。加熱に弱いとされる植物性バターの欠点は独自の技術で解決する。高温でも風味を損なわず、バター特有の味わいを生かした菓子作りなどにも活用できる
豆乳のまろやかな風味と「植物バター」のコクを合わせれば、満足度の高い濃厚な植物性クリームソースになる。一般的なバターと比較してコレステロールを98%カットできるので、ヘルシーさを付加価値としたメニュー作りにも役立つ
「植物バター」自体にしっかりとした味わいがあるため、塩コショウなどシンプルな味つけで素材のうまみが十分に引き立つ。冷蔵してもバターのように硬くならないので、ほしい量を取り出してすぐに調理を始めることができる
◆チーズ代替素材「スティリーノ」 高伸長、市場けん引
国内プラントベースフード(PBF)市場でトップシェアを誇るマリンフード。独自開発したチーズ代替素材「スティリーノ」をはじめ、動物性原材料不使用の「植物バター」「ヴィーガンホットケーキ」など多彩な商品展開で業界をけん引する。近年は「スティリーノ」の需要が急拡大しており、同素材を使用した関連製品の1~7月の売上げは前年比73.7%増とめざましい伸びをみせる。同社の商品が支持されている理由を、新作の特