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◇伊藤忠食品・角田憲治常務執行役員商品本部本部長 嗜好変化への対応が鍵 一つ目は、購買者の嗜好変化への対応だ。増税後は酒類の購入場所などが変化する。中食が拡大し、家庭内消費の比重が強まるだろう。小売業では低価格品と付加価値品で売場の二極化が進展、ポイントを保有する顧客の囲い込みも進む。コト・モノ消費に対する嗜好変化への対応が一層重要になるだろう。 次に量から質への転換。これは酒類業界が一番遅れている。そうした中でも、先行し
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