中部新春特集
2020年は新型コロナウイルスが全世界を混乱に陥れた1年であった。今年に入っても依然コロナが猛威を振い感染者は拡大の一途をたどり、今も予断を許さない状況が続いている。
このコロナ禍の中、食品業界でも明暗がくっきりと分かれているのは周知のこと。外食業界で倒産や廃業、閉店を余儀なくされる企業・店舗が続出する一方、巣ごもり需要として食品スーパーでの売上げは大幅に増加。言い方は悪いが市販用ルートは「コロナ特需」に沸いた1年であったといえる。そして新型コロナウイルス感染が終息を見ないまま21年が幕を明けたわけだが、ここにきて少し光明も見え始めている。米製薬大手ファイザーが開発したワクチン接種などがヨーロッパや米国でスタート。国内でもワクチンをできるだけ早期に安心して摂取できるよう準備が進められており、早ければ2月末には接種が可能となる見通しだ。つまり、一つの安心が担保できるということで食品業界の風向きも今後大きく変わると予想され、「ウィズコロナ」「アフターコロナ」といった新たな時代への対応策が喫緊の課題となっているのだ。
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◆中部新春特集:次世代型“食”の提供を 業態変更、海外に活路
特集 総合 2021.01.262020年は新型コロナウイルスが全世界を混乱に陥れた1年であった。今年に入っても依然コロナが猛威を振い感染者は拡大の一途をたどり、今も予断を許さない状況が続いている。 このコロナ禍の中、食品業界でも明暗がくっきりと分かれているのは周知のこと。外食業…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=東海農政局・朝倉健司局長 寄り添った対応に…
特集 総合 2021.01.26●寄り添った対応に注力 新型コロナウイルスは、世界中で感染拡大が継続。わが国でも、昨年春の緊急事態宣言以降も終息せず、11月に新規陽性者数が増加傾向に転じ過去最高を超える水準で推移しており、食品産業においては、飲食業の営業時間の短縮やイベントの自粛…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=アルビス・池田和男社長 名古屋市など初出店
特集 小売 2021.01.2620年は、新型コロナウイルスが拡大し、全国に緊急事態宣言が出るなど、世の中が大きくかつ目まぐるしい1年だった。スーパーマーケットは、食を支えるライフラインの役割を担っていると言い続けてきたが、今回のことでお客さまからも感謝の言葉が多くあり、あらためて…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=イオンリテール・北佳史執行役員 リアルとネ…
特集 小売 2021.01.26◇イオンリテール・北佳史執行役員東海カンパニー支社長 昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の中、さまざまな決断とスピード感ある対応が求められた一年だった。地域のお客さまの生活を支えるため、イオンが制定した「防疫プロトコル」に基づき、感染防止対策にスピ…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=遠鉄ストア・宮田洋社長 マネジメントを重視
特集 小売 2021.01.26昨年はコロナ禍に端を発した在宅時間の増加に伴う巣ごもり需要に大きな影響を受けた1年であった。当社では4月から週替わりの価格設定を実施するとともに衛生管理の徹底など新型コロナに対する当社の姿勢をお客さまに伝えることに注力。その効果からか、来店頻度も一昨…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=カネ美食品・園部明義社長 「おいしい」をカ…
特集 中食 2021.01.26食を取り巻く環境は現在、少子高齢化や核家族世帯の増加など大きく様変わりを見せ、お客さまの要望もますます多様化している。その中で当社はスーパーマーケットや百貨店、駅ビルなどに惣菜店舗を展開。またCVSや生活協同組合の宅配向けに14ヵ所の工場から弁当など…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=ぎゅーとら・清水秀隆社長 課題は次の立ち位…
特集 小売 2021.01.26新型コロナウイルスに翻弄(ほんろう)された2020年、春先までの予測であったアフターコロナの考えは、やがてウィズコロナになり、今ではたとえ終息しても生活様式は1年前には戻らないとの認識でいる。客単価は増しても客数は減少し、危機感はぬぐえず、いずれ客単…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=甲羅・鈴木雅貴社長 中食事業の展開強化
特集 外食 2021.01.262020年は弊社のみならず外食業界にとっても“コロナに始まりコロナに終わった”激動の一年だった。外食産業でここまで消費動向が一度にストップしたことは過去にもなかったのではないか。 2~3月と新型コロナウイルスの感染拡大が進み、4月に発令された緊急事…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=静鉄ストア・竹田昭男社長 心満たし生活豊か…
特集 小売 2021.01.26昨年は、外出の自粛や三密回避、テレワークなどの浸透で家庭食需要が一気に高まった。食品スーパーマーケットはコロナ禍でも休業はできず、また安定的な食品の供給が求められた。医療機関のように拍手を送られることはないが、社会にとって必要不可欠な仕事であることを…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=スギホールディングス・杉浦広一会長 持続可…
特集 小売 2021.01.26調剤や在宅医療の支援を核とする当社グループは、昨春の新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言下において、従業員一丸となって約1300店全店舗を営業し続けてきた。危機的状況にこそ、創業からの理念である「地域のお客様・患者様への貢献」を体現できたこ…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=マックスバリュ東海・神尾啓治社長 地域へ貢…
特集 小売 2021.01.26昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大という脅威の中で、当社として果たすべき役割は何か、地域に貢献するために何をすべきか、という課題解決に尽力した1年であった。「食のライフライン」として地域のお客さまの生活を支えるべく、お客さまや従業員の防疫対策を図…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=物語コーポレーション・加藤央之社長 真なる…
特集 外食 2021.01.26昨年は、一瞬のうちに全ての状況は変化することを目の当たりにし、緊張感に包まれた2020年の日々であった。当社では、4月から5月にかけて直営店全店を休業するなど感染拡大防止に努めたが危機の出口はまだ見えていない。新型コロナウイルスの影響により外食マーケ…続きを読む
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中部新春特集:2021新春の抱負=ヤマナカ・中野義久社長 100周年向け戦略…
特集 小売 2021.01.26コロナ禍における不要不急の外出自粛やテレワークの拡大などによる内食需要・巣ごもり消費の高まりが売上げを押し上げる要因となった。コロナ禍の中、「新しい生活様式」や「働き方の新しいスタイル」が実践され、地域の皆さまの食生活を支える生活インフラとしての役割…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=イズミック・盛田宏社長 原点回帰が基本方針
特集 卸・商社 2021.01.26●社名変更30周年の節目 --20年12月期は。 前期スローガンは「今こそチャンス 提案力強化によるグループの総合力を発揮」。注力事項は高付加価値、健康志向、合理化・効率化。高付加価値では「フェミナリーズ世界ワインコンクール2020」で2年連続金…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=カナカン・谷口英樹社長 目指す地域への貢献
特集 卸・商社 2021.01.26●自己実現ができる企業に --今期方針は。 今期(20年4月~)から、第3次中期経営計画が始動した。その基本コンセプトは、前中計を引き継ぎ、「ベスト・リージョナル・パートナー」として、地域への貢献、従業員一人一人が自己実現できる企業を目指していく…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=トーカン・永津嘉人社長 トライの精神忘れず
特集 卸・商社 2021.01.26●PDCAサイクルを加速 --2020年12月期の状況は。 コロナ禍による影響により、売上げは外食やコンビニエンスストアの落ち込みが大きく減収を見込む。また、物流コストが固定費の要素が大きいため、利益も影響を受けた。 SM部門では内食需要の拡大…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=昭和・青山尚正社長 CoC認証を取得
特集 卸・商社 2021.01.26●枯渇する水産資源保護へ --2020年を振り返って。 量販店は特需で堅調だったが、外食・業務用や酒類は厳しかった。水産部門では家庭内での調理時間が増えたことや、外出頻度が減少する需要にマッチし冷凍干物の販売が好調で、上期の部門売上げは若干増加し…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=種清・広瀬弘幸社長 エリア長の権限強化
特集 卸・商社 2021.01.26●新中計「強く繋がる」始動 --20年度は。 20年度は第4次中期経営計画の2年目の予定であったが、19年度に大手流通再編の影響など外部環境の変化を大きく受けた。よって、再成長を図る新たな施策が必要と判断し、20年4月から第4次新中期経営計画「S…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=北陸中央食品・澤田佳宏社長 ネット卸対応も…
特集 卸・商社 2021.01.26●地方卸同士の関係強める --2020年を振り返って。 業績は家庭用の特需で悪くなかったが、それは外食需要を吸収しただけで市場規模は小さくなっているため、危機感を持って経営している。 軽減税率制度、キャッシュレス還元制度があり、恩恵を受ける中小…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=中部メイカン・小寺仁康社長 多様性許容の組…
特集 卸・商社 2021.01.26●企業存続には大切な鍵に --2020年は。 中部メイカンに関しては今期(21年3月期)開始と同時にコロナ禍による内食需要の急増の影響を受ける形となった。さらに予想以上に速い第2波襲来によって、東海3県では県独自の緊急事態宣言が発令されるなど、外…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=国分中部・福井稔社長 「改善と改革」テーマ
特集 卸・商社 2021.01.26●柔軟な組織実現にまい進 --2020年を振り返って市況変化などをどう感じたか。 一言で表すならコロナで始まりコロナで終わった年。食品スーパーマーケットを中心に市販用が好調であった半面、酒類をはじめとした業務用が非常に厳しい経営環境となり販売チャ…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=伊藤忠食品・佐藤太一東海営業本部長
特集 卸・商社 2021.01.26●消費者起点の戦略を 業種業態超え新価値創造 --2020年を振り返って。 コロナ禍に端を発した内食需要の急増は3月ごろから表れ始めた。東海営業本部における今期(21年3月期)上期業績は増収で着地。下期も現時点で同様の傾向だが4~6月ほどの異常値…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=三井食品・崎浜敬中部支社長
特集 卸・商社 2021.01.26●顧客第一主義を貫く コストコントロールに注力 --今期ここまでを振り返って。 20年3月から、コロナ禍による特需で小売部門の売上げは、順調に推移している。ただ、収益面では業務用卸部門の方が高いため響いたが、それまでの上乗せがあったため上期はほぼ…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=日本アクセス・尾方高輝審議役名古屋支店長
特集 卸・商社 2021.01.26●変化対応の提案実施 新センターで物流最適化 --今期状況は。 コロナ禍において、スーパー、ドラッグストアなどの売上げが好調なことから、当社も好調に推移している。その中でも、重要度の高い商品を選定し、いかに販売に結びつけていくかを考え取り組んでい…続きを読む
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中部新春特集:有力卸トップに聞く=加藤産業・明石誠執行役員中部支社長
特集 卸・商社 2021.01.26●新しい卸の存在発揮 リモート取組み会議好評 --前期(20年9月期)概要は。 連結の中部地区は、10%増の855億7400万円。単体決算の中部支社管轄は、前年比7%増の809億1783万円と初めて800億円を超えた。地域別は、名古屋支店が前年比…続きを読む
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中部新春特集:スジャータめいらくグループ・日比治雄代表 伝統・恩返しの気持ち
乳製品 特集 2021.01.262020年度は、計画通り100歳企業を目指した社内環境改善を進めている。営業現場、生産現場では、組織の若返り推進により機運が高まっているおかげか、おのおのの社員が自ら考えて取り組んでいる。こうした経験と積み重ねが、今後に良い影響を与えていくことを期待…続きを読む
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中部新春特集:真誠・冨田博之社長 サステナブルに向け取組み強化
農産乾物 特集 2021.01.26昨年は、コロナウイルスの出現で企業活動が制限され、企業活動を続けながら可能な対策は行い、まずは社員の安全確保を第一に努めた。テレワークなどにより、対面からオンラインで行う業務が大幅に増え、売れるものにも変化があり、巣ごもり需要が沸いた半面、外食向け製…続きを読む
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中部新春特集:浜乙女・服部義博社長 新しい味・形態に挑戦
水産乾物・塩蔵他 特集 2021.01.26昨年は家庭用部門が好調だったが、卸部門はコロナの影響を受けた。メーカー部門では「てりやき 遠赤焙焼・味のり」が引き続き好調で、3年連続で日経POSセレクションを受賞できた。発売して約25年になるが、100枚入りのお得感と品質を維持したことが支持され続…続きを読む
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中部新春特集:リスパック・大松栄太社長 スピード感ある対応
特集 機械・資材 2021.01.2620年度は、コロナ禍で市場や需要が大きく変化した。ここ数年のプラスチック容器市場は、海洋プラスチック問題などで使い捨て容器を問題視する風潮も一部であったが、感染対策の一環でプラスチックの安全性や衛生面など包装容器の価値があらためて見直されたことは業界…続きを読む
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中部新春特集:竹本油脂・竹本信二郎取締役専務執行役員 配荷率の向上目指す
食用油 特集 2021.01.26ごま油事業部の前期(20年12月期)は増収で着地した。業務用はコロナ禍で出荷が激減したが、巣ごもり需要で家庭用市場が前年比20%増の追い風の中、TVCMキャンペーンが奏功し、家庭用が大幅に増し、売上げを支えた。特に「太白胡麻油」が在宅家庭の手作りスイ…続きを読む
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中部新春特集:井村屋グループ・浅田剛夫会長 シナジー創出新段階
菓子 特集 2021.01.262020年は持ち株会社に移行し10年目を迎えた節目の年。10年間のグループ経営の総括をしながら、現在の国内5社、海外5社によるシナジー創出を新たな段階に進ませる年とも位置付けた。 ただ、社会・市場環境はコロナ禍による制限もあった。20年2月にはAS…続きを読む
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中部新春特集:ヤマモリ・三林憲忠社長 事業構造改革へ始動
調味料 特集 2021.01.26前年度(20年3月期)は、創業130年と「釜めしの素」が発売50周年を迎えた節目の年だった。同年のテーマを「We are changing with you」(ともに変わる)とした。経営は変化対応するたゆまない事業構造改革が重要となる。事業モデルの変…続きを読む
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中部新春特集:小淺商事・白羽洋社長 海苔本来の価値訴求
水産乾物・塩蔵他 特集 2021.01.26前期(20年9月期)単体決算は、売上高が前々年比7%減の399億5000万円、経常利益は同42%減の7億1000万円で着地した。 昨漁期は国内共販実績枚数が前年比13%増の69.8億枚、平均単価は同36銭増の13円40銭と数量・金額ともに上回り、当…続きを読む
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中部新春特集:ワタナベフーマック・渡邊将博社長 成長と発展掲げ実践
特集 機械・資材 2021.01.26昨年は新型コロナウイルス感染拡大により、世界中で未曽有の状況となり、食品業界においても多大なる影響を受けた。外食を控えざるを得ない状況により、特に冷凍肉の需要が大きく落ち込み、当社においても冷凍肉用のスライサーの販売が落ち込んだ。一方で、スーパーや中…続きを読む
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中部新春特集:名糖産業・三矢益夫社長 23年度連結300億円へ
菓子 特集 2021.01.2620年6月26日付で社長に就任し、「挑戦する勇気と変化をもたらす行動力」を新たな企業スローガンに掲げた。11月には当社では初となる中期計画を発表。「Challenge&Change」をキーワードとした23年度までの4ヵ年計画とし、連結売上高を現在の2…続きを読む
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中部新春特集:なごやきしめん亭・脇田隆祥社長 「ゆで麺」シリーズ強化
麺類 特集 2021.01.262020年は、コロナ禍の中でお土産、景品などが大幅減少で苦戦したが、今年は昨年9月に発売した「ゆで麺」シリーズを積極的に販売したいと考えている。 当社の原点の考え方である「味とのふれあい」「心と心の絆」を今後とも大切にしていくことが基本。すべてのお…続きを読む
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中部新春特集:スギヨ・杉野哲也社長 商品アイテム集約化
練り製品 特集 2021.01.2620年6月期決算は、売上高が前年比3%程度減少した。年明けよりまん延した新型コロナウイルスの影響で業務用食材が落ち込み、ここ数年堅調に推移していた輸出事業は、米中貿易摩擦により、中国経済の落ち込みと、その後の新型コロナウイルスの発生により厳しかった。…続きを読む
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中部新春特集:山本漢方製薬・山本整社長 地道に海外販路拡大
特集 総合 2021.01.26今期(21年4月期)ここまでの状況は、前年売上実績はクリアし、通期では約100億円の予想で微増を見込んでいる。主に中国人向けのインバウンド需要はマイナスだったが、主力商品の大麦若葉青汁が全体をカバーした。 特に、健康志向の高まりにより、発売して5年…続きを読む
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中部新春特集:大井川茶園・雪嶋直通会長兼社長 唯一無二の商品予定
嗜好飲料 特集 2021.01.26私の原案『まんがでわかるSDGs』(PHPエディターズ出版)は、2019年10月発売以来、15ヵ月経過し、ベストセラー5万部超えのヒット書籍となった。また、SDGs・ESG関連商品として、昨年11月に発売した「癒しの禅」静岡抹茶入り緑茶カートン195…続きを読む
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中部新春特集:味食研・木葉裕章社長 個包装の利便性追求
調味料 特集 2021.01.26前期(20年7月期)は、上期が天候不順や暖冬といった気候要因で前年割れを起こしたが、下期で内食需要の拡大を背景に即席麺の消費が増加したことによる添付スープの大幅伸長で一気に盛り返し、売上高は前年比6%増で着地した。 今期第1四半期売上高は同10%増…続きを読む
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中部新春特集:隆祥房・西村彰高社長 新本社工場が本稼働
ホームメイキング材料 特集 2021.01.2620年5月期決算は、巣ごもり需要増による手作りギョウザ需要拡大で生産量が一気に拡大。生産現場も需要に応えるため、全部門が生産に従事するなど、全社挙げて対応することで欠品を出さなかった。よって売上高は前年比13%増の約12億円と過去最高で着地することが…続きを読む
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中部新春特集:ユタカフーズ・橋本淳社長 鍋市場に「だし香る」
調味料 特集 2021.01.26当社商品の主力は、国産原料使用や化学調味料不使用などにこだわった粉体の「だし取り職人」シリーズや液体だしをはじめ、うなぎなどへの「蒲焼のたれ」、チルドの生ラーメンや焼きそば、即席麺の袋麺など、受託商品も含めて小売業向け商品が売上高の8割強を占めている…続きを読む
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中部新春特集:小出物産・小出守彦社長 新たな生活様式に対応
特集 卸・商社 2021.01.26コロナ禍に端を発した社会構造の変化は、在宅勤務やリモートワーク、時差出勤や時短営業などさまざまな言葉を生み出し、われわれが持っていた既存の価値観を大きく変化させた。当社事業では、ECサイト「えいせいコム」でのマスクや消毒用アルコールの取り扱いが急増し…続きを読む
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中部新春特集:日新蜂蜜・岸野逸人社長 従業員と意識共有化
菓子 特集 2021.01.26●従業員と意識共有化 前期(20年1月~)が始動した同時期の2月に社長に就任した。まずは会社の考え方について今までの方針を踏襲(とうしゅう)しつつ新たな考えも取り入れた。例えば、基本理念の「安全な製品を真心込めてより多くの人に提供するため、従業員一…続きを読む
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中部新春特集:服部香料・服部祐知社長 サポート機能を充実
特集 素材 2021.01.26今期(21年3月期)業績は、上期開始とともにコロナ禍に見舞われ、一部の加工食品向けは伸長するも、昨年同時期発生したタピオカブーム特需に、土産菓子や外食向け需要の減少が加わる形で業務用が大きく落ち込んだ。下期は秋口からGoToイート、GoToトラベルキ…続きを読む
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中部新春特集:マルマツ・山下裕介社長 ギョウザ一筋に味守る
冷凍食品 特集 2021.01.26昨年4~6月は、コロナ禍による需要急増で生産が追い付かぬ状態となった。8月以降は取り扱いを定番のみとし、出荷調整をせざるを得ない状況が継続。現状、上期に比べ数値的には落ち着いたものの、下期に関しても堅調に推移する。 当社は1966年に丸松商店として…続きを読む
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中部新春特集:コモ・木下克己社長 世界標準を見据えて
パン・シリアル 特集 2021.01.26今期(21年3月期)は近年高まりつつある食品ロス削減推進への関心に、コロナ禍による内食需要が加わり、上期は増収増益で着地。部門別では、在宅勤務の広がりによって、自販機販売やコンビニエンスストアが苦戦を強いられた一方、生活協同組合、大手総合食品スーパー…続きを読む
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中部新春特集:名城食品・藤原正敏社長 志向二極化はっきり
麺類 特集 2021.01.26昨年のチルド麺市場は、SCI(全国消費者パネル調査)に基づくと、11月累計で金額が前年比約16%増、物量が同約13%増で推移した。 金額が物量を上回った背景には、業界全体が11年ぶりに実施した一昨年3月の価格改定と量販店での特売減少といった影響が考…続きを読む
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中部新春特集:トーアス・岡本篤志常務取締役 社会的課題解決図る
缶詰 特集 2021.01.26昨年は、コロナ禍で営業活動が制限された一方で、時間をかけて事業戦略の見直し、顧客価値の再定義など、かねてからの根本的な課題に取り組むことができた1年になった。最終目標には、社会的課題の解決を本業として収益性を高めるために、価格、品質、安全・安心、消費…続きを読む
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中部新春特集:小笠原製粉・小笠原充勇社長 楽しさ感じる食品を
粉類 特集 2021.01.26昨年前半はコロナ禍に始まり、特に3~5月はラーメン・麺類需要が高まったことで、即席麺は欠品となることもあった。麺全体では、高価格帯よりも低価格帯商品が好まれる傾向だった。 当社もラーメン・麺需要の高まりの恩恵を受け、マンパワーを生かし、残業や土曜日…続きを読む
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中部新春特集:味の素名古屋支社、春夏向け新製品展示会開催
調味料 特集 2021.01.26●洋風メニューで内食需要対応 味の素名古屋支社は8日、名古屋観光ホテル(名古屋市中区)で春夏向け新製品展示会を開催した。新型コロナウイルス感染防止のため、検温センサー・消毒液設置やフェースシールドの配布、仕切りを設置し個別で試食を提供など対策を施し…続きを読む
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中部新春特集:物語コーポレーション、コロナ対策サーマルカメラを直営全店に導入
特集 外食 2021.01.26物語コーポレーションは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いている現況を踏まえ、予防策の一環としてこのほど直営全店舗および一部フランチャイズ店舗において、自動アルコール噴霧器付きの非接触サーマルカメラを導入し、運用を開始した。 同社が導入した自…続きを読む
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中部新春特集:ジャパンプランツ、「フレッシュフラワーパック」開発
特集 総合 2021.01.26●店頭販売期間が延長できる 花卉(かき)総合商社のジャパンプランツは、主力商品の神仏系切り花の店頭販売期間を延長できる商品『フレッシュフラワーパック』(特許出願中)を開発。今春をめどに販売する。MAP(ガス置換)包装で切り花を密封し、納品日から12…続きを読む
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中部新春特集:イオンリテール東海カンパニー、JAと「岐阜の七草」共同販促
特集 小売 2021.01.26イオンリテール東海カンパニーは元日から7日まで、岐阜県内のイオン大垣店・各務原店・岐阜店・関店・柳津店の5店舗でJAめぐみの(関市)が無病息災を願い播種前の種を祈祷し栽培した「岐阜の七草」(可児市産)を初販売。5日、イオン各務原店(各務原市)で店頭取…続きを読む
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中部新春特集:マックスバリュ東海と鈴鹿医療科学大、共同開発弁当を発売
特集 小売 2021.01.26マックスバリュ東海は14日、鈴鹿医療科学大学の栄養学専攻の学生と共同開発した「からだ想いグッドバランス弁当」(税別458円)を発売した。 同開発は、健康的な食生活の提案や栄養バランスを考慮した弁当・惣菜の紹介などを行う同社活動「ちゃんとごはん」の一…続きを読む
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中部新春特集:マックスバリュ東海、神奈川・平塚市初のネットスーパー開設
特集 小売 2021.01.26マックスバリュ東海は10日、マックスバリュ平塚四之宮店(神奈川県平塚市)でネットスーパーの配送サービスを開始した。平塚市では初の取り組みで、同県内では2拠点目。同社管轄エリア内では20拠点目となる。 配送エリアは平塚市、茅ケ崎、寒川町(一部地域を除…続きを読む
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中部新春特集:日興薬品工業、「まもりの習慣」発売 免疫力向上に
清涼飲料 特集 2021.01.26健康飲料をはじめ美容飲料や機能性ドリンクの製造販売を行う日興薬品工業は15日、健康力をサポートするシールド乳酸菌配合ドリンク「まもりの習慣 乳酸菌」=写真=(清涼飲料水)を発売。主婦や免疫力向上を気にかけている消費者をメーンターゲットに今後とも販売を…続きを読む
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中部新春特集:ユニー、「ラスパ御嵩」を全面改装
特集 小売 2021.01.26ユニーは20年12月11日にモール型ショッピングセンター「ラスパ御嵩(みたけ)」を全面改装した。直営売場のアピタ御嵩店の売場面積を1割増の約8300平方mへ拡大し、専門店を再配置しリニューアルした。今回の改装は同社の新戦略「Newアピタ・ピアゴ構想」…続きを読む
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中部新春特集:中部薬品、「V-drug養老押越薬局」開設
特集 小売 2021.01.26バローグループの中部薬品は12日、岐阜県養老町に442店舗目となる「V-drug養老押越薬局」を開設した。日・祝日は休業する。 同店の立地は岐阜県道96号大垣養老公園線「押越南」交差点から東150mに位置し、処方箋に基づいた薬を提供する調剤薬局とし…続きを読む