◆家庭用に追い風も 下期、コスト圧迫要因多く 新型コロナウイルスの感染拡大が当初の想定以上に長期化し、食品卸業界が対応に苦慮している。外食不振による業務用事業の苦戦を家庭用の伸長だけではカバーしきれない中、先行き不透明な状況が続く。一方で未曽有の事態は商慣習の是正やデジタルシフトによる業務プロセス変革を後押しするなど、業界の体質改善に寄与する産物ももたらした。21年度は購買行動の変化など足元の課題へ対応を重視しつつ、アフターコロナも見据えた持続可能
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新型コロナウイルスの感染拡大が想定を超えて長期化し、食品卸業界が難しい舵取りを強いられている。緊急事態宣言の発令に伴う生活者の行動変化を受け、外食需要の回復に見通しが立たないほか、巣ごもり消費で堅調な家庭用市場では、今 […]
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