創刊80周年記念特集第2部

創刊80周年記念特集:エシカル消費・フェアトレード 高まる倫理的意識 消費行動へ浸透

総合 2022.06.30 12424号 43面
「エシカル消費」に対応する「『ブレンディ』ザリットル」(味の素AGF)

「エシカル消費」に対応する「『ブレンディ』ザリットル」(味の素AGF)

フェアトレード専門コーヒーブランド「シンクアースコーヒー」(ゼンショーホールディングス)

フェアトレード専門コーヒーブランド「シンクアースコーヒー」(ゼンショーホールディングス)

 気候変動や生産者の貧困・人権問題など、さまざまな社会課題が顕在化する中、SDGs(持続可能な開発目標)やサステナビリティに対する消費者の意識は高まり、エシカル消費(倫理的な消費)という消費行動も浸透しつつある。消費者庁のホームページには、エシカル消費とは「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」とある。その際に、社会課題解決に取り組む事業者や製品を選択する指標の一つとなるのがフェアトレードなど

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