創刊80周年記念特集第2部

創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=清涼飲料 関心高まり右肩上がり

飲料 2022.06.30 12424号 38面
輸出された清涼飲料(写真はフランスの雑貨店の棚に並んだラムネ)

輸出された清涼飲料(写真はフランスの雑貨店の棚に並んだラムネ)

 ●ハラール認証も増加傾向
 日本からの清涼飲料の輸出が右肩上がりで増加している。農林水産省がまとめた資料によると、清涼飲料水の17年度生産量は2163万kl、輸出額は245億円(17年)に上る。主な輸出先は香港、アラブ首長国連邦、米国、オーストラリア、台湾、中国など六つの国・地域で約8割を占める。
 アサヒ飲料は米国、欧州など約30ヵ国で間接輸出を含めて販売をしている。同社担当者は「カルピスは、海外でも他にはない独自の味と感じ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 創刊80周年記念特集第2部

    創刊80周年記念特集第2部

    総合

     共通価値の創造を意味するCSVは、米国の経営学者マイケル・ポーターとマーク・クレーマーが、2011年に提唱したとされる。本業を通じた、新たな価値の創造により、社会課題の解決を目指すことで、社会貢献と企業利益(経済性)を […]

    詳細 >