創刊80周年記念特集第2部
創刊80周年記念特集：新時代への挑戦＝省プラ・脱プラ 加速する循環型社会への移行
浜辺に打ち上げられるプラスチックごみ。海を汚染するだけでなく、そこに住む生き物にも深刻な影響を与えている
●見直されるプラスチックとの向き合い方
石油由来のプラスチックは安価であり、短時間で大量生産することに適した材料であることから、食品包装や日用品、家電、自動車、建築資材などさまざまな分野で利用されている。しかし、使用済みプラスチックの不法投棄による海洋汚染を契機に、世界各国でその使用量削減の必要性が叫ばれ始めた。日本においてもプラスチックに関する法規制が強化され、レジ袋やプラスチック製カトラリー、ストローなど使い捨て製品の削減が求められている。再生
