熊本製粉はサ・マーシュの西川功晃シェフを講師に招き製パン講習会を開催
●マーケットは盛況 JA全農も米粉事業本格参入へ
米粉需要が拡大している。農林水産省によると、23年度需要量は前年比17.7%増の5万3000tに上った。09年の国産米粉取り組みの本格スタートから15年を経過する24年度、6万tを超える6万4000tに達する見通しだ。ただ、そもそも米粉は、コメ余りを解消するために始まった取り組みだ。だが、昨今のコメ不足に加え、近年米粉用米生産量と需要量の乖離(かいり)が広がってきている(図)。これを踏まえ今後、原料