全国卸流通特集
全国卸流通特集:エリア別動向=関東 小売、業態間で明暗くっきり
ヨークは100店規模のSM企業となり関東で存在感を増す。1号店の「ヨークフーズちはら台店」
小型店の「サミットストア神田スクエア店」ではセルフレジで省スペース化と利便性を実現。接触機会も減らしコロナ対応にもつながる
食品が強いコスモス薬品が得意の郊外型で関東攻略に乗り出す「コスモスゆめみ野店」
内食拡大で好調な青果など生鮮品は集合陳列や関連販売がポイント。売場は「マルエツ横浜最戸店」
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で関東の小売は、業態間で全国と比較して明暗がはっきり分かれた。スーパーが内食需要の拡大で恩恵を受けた一方、休業した百貨店は大幅に売上げが下落した。コンビニエンスストア(CVS)もテレワークなど在宅勤務の増加で都心に立地する店舗が苦戦し、売上げの前年割れが続く。ドラッグストア(DgS)は堅調を維持している。国内最大市場をめぐって事業の再編や圏外勢力の進出など、競合環境にも変化が見られる。(山本仁)
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全国卸流通特集
卸・商社●過去経験ない「非接触」は想定外の域 新型コロナウイルスの感染拡大は、食品卸業界を取り巻く環境を一変させた。外出自粛で社内会議や取引先との商談はオンラインへ移行し、商品展示会は全面的に開催を中止。人手不足と感染拡大防止 […]
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