全国卸流通特集
全国卸流通特集:地域卸 コロナ禍も得意先支援に尽力 目前の変化に迅速対応
国分グループは西日本エリアWEB提案会を開催。「新生活様式への提案」を発信し生活者の意識・行動変化に伴った消費動向やトレンドを予測
大物(大阪市)が2月に開催した春季謝恩展示会のテーマコーナーでは、防災関連や発酵食品など明日への備えと健康を提案
旭食品の業務用卸かいせい物産は、三密を避けた業務用冷凍魚の消費者直販「ドライブスルー魚屋」事業を展開
関西エリアの食品卸で共存共栄を掲げる「R-NET」は、コロナ禍で中核事業の共同企画販売が困難だったが、秋冬シーズンに向け反転攻勢を仕掛ける構え(19年11月開催のメーカー情報交換会)
業務用卸の岡山フードサービスは4月、一般消費者向けに食材を販売する「青空市場」を開催。コロナ逆手に地域還元と商品在庫の流通確保に挑む初の試みを見せた
●伸びゆく販売チャネルに備え
新型コロナウイルスの感染拡大は、地域食品卸売業界にも大きな影響を及ぼした。3月に始まった学校の臨時休校に伴い、カップ麺やパスタ、パスタソースといった「簡便商材」が伸長、その後は長引く外出自粛要請に伴って、「手作り需要」に即した商品が伸びた。
その結果、商品の欠品やメーカーの出荷調整が生じ、大手量販店への商品の上位集中化が発生。地域卸を中心に商品が十分に揃わない時期もあったが、卸各社は得意先の売
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全国卸流通特集
卸・商社●過去経験ない「非接触」は想定外の域 新型コロナウイルスの感染拡大は、食品卸業界を取り巻く環境を一変させた。外出自粛で社内会議や取引先との商談はオンラインへ移行し、商品展示会は全面的に開催を中止。人手不足と感染拡大防止 […]
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