コメビジネス最前線特集2024
コメビジネスを取り巻く環境は、需要減から需要増、コメ余りからコメ不足、安値から高値へと状況が劇的に変化、業界はもとより消費者までが翻弄(ほんろう)されている。農林水産省公表「コメの基本指針」では、6月までの年間需要実績が702万tに上り、3月の需要量見通しと比べ11万t増加。特に家庭用の伸びが高く、総務省の家計調査によると、コメの購入数量が3月、前年比5.6%増、4月に同2.9%減少したものの、5月同9.4%増、6月同9.7%も伸長している。食品全体の値上がりが背景にあり、消費者物価指数が20年を100とすると、コメは21年96.8、22年92.6、23年96.1と値下がりを続け、米価が上がった今年の1~7月で103.9。一方、食料全体では今年の同じ期間で116.1、パン121.2、麺類121.8であり、コメがほかの食品と比べ値上がり幅が緩やかなためだ。(佐藤路登世)
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◆コメビジネス最前線特集:取り巻く環境は劇的変化 需要増・コメ不足・高値など
農産加工 2024.10.16コメビジネスを取り巻く環境は、需要減から需要増、コメ余りからコメ不足、安値から高値へと状況が劇的に変化、業界はもとより消費者までが翻弄(ほんろう)されている。農林水産省公表「コメの基本指針」では、6月までの年間需要実績が702万tに上り、3月の需要量…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:価格動向=売場から消える異常事態
農産加工 2024.10.16●高値に拍車掛かり家計直撃 新米の季節が到来したが、8月に売場からコメが消える異常事態に陥ったことで、高値に拍車が掛かり、家計を直撃し始めた。産地が卸業者に販売する相対取引価格(60kg当たり・全銘柄平均)は8月、前月から507円高い1万6133円…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:作柄=東北・北海道「やや良」 北陸ほか多くは「平年並…
農産加工 2024.10.16農林水産省によると、2024年産水稲の8月15日現在の作柄概況は、「良」1県、「やや良」11道府県、「平年並み」31都府県、「やや不良」3県。主産地では、「良」が青森県、これを除く東北各県と北海道が「やや良」、新潟のほか北陸など多くの府県で「平年並み…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:東洋ライス 独自開発健康米へ注力
農産加工 2024.10.16東洋ライスは、独自精米技術を活用した健康米に注力している。うち「金芽ロウカット玄米(ロウカット玄米)」は6年連続POSデータ(KSP-POS)で、玄米カテゴリーの首位を達成した。玄米の食べにくさや炊飯しにくさなどの原因である玄米表面を覆うロウ層を均等…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:ファンケル 全チャネルの顧客拡大
農産加工 2024.10.16ファンケルの「発芽米」は、発芽玄米のトップ商品として順調に売上げが拡大している。 今期は、チャネルごとの情報発信強化による新規ユーザーが増加し、第1四半期の売上げは前年比2.2%増の4億7300万円となった。 販売チャネルは、自社通販と直営店で構…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:アイリスフーズ 鳥栖工場稼働で輸出強化
農産加工 2024.10.16アイリスオーヤマグループで食品事業を展開するアイリスフーズは、パックご飯を含めたコメ関連と飲料水の2本柱で展開している。西日本の生産拠点・鳥栖工場(佐賀県)を7月竣工させ、パックご飯と炭酸水の製造をスタート。地震や台風による備蓄需要や、コメ不足による…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:タカショク 「金のいぶき」生産支援で成果
農産加工 2024.10.16米どころ宮城県に本拠を置くタカショクは、玄米食に特化した特殊加工設備を設置し、玄米の殺卵殺菌装置や切削精米機、分づき精米機を備え、新たなコメの価値づくりに取り組んでいる。 中でも、おいしさと健康を兼備した玄米食専用巨大胚芽品種「金のいぶき」の扱いに…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:はくばく 「もち麦」第2次ブーム
農産加工 2024.10.16「主食改革」を掲げ、健康的な「麦ご飯」「雑穀ご飯」の普及と連動してコメの消費活性化を目指す、はくばく。「コメ不足」が叫ばれた夏以降、「もち麦」が大きく伸びている。 背景は、「もち麦」を白米に足して食べることによる「かさ増し需要」の認知拡大。「もち麦…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:大和産業 「GABA発芽玄米粉」機能性を高評価
農産加工 2024.10.16大和産業の自社ブランド「ヤマトライス」では、「時短でおいしい」をキーワードに玄米を使用した商品群が売上げ好調となっている。中でも普段の食事にかけるだけで簡単に玄米の持つ成分を摂取することができる「GABA発芽玄米粉」は、今までにない商品としてユーザー…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:エスアールジャパン 炊飯技術に支持高まる
農産加工 2024.10.16エスアールジャパン(SRJ)の炊飯技術への支持が高まっている。炊飯米や酢飯はもちろん、寿司やおにぎり、弁当、冷凍ロールご飯など多彩な製品を開発し、SMやDgSのアウトパック需要に応え、新規取引を増やしている。コメ不足に見舞われた24年は白米パックの需…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:大塚食品 マンナンヒカリ浸透へ
農産加工 2024.10.16大塚食品が展開するコンニャク生まれの米粒状加工食品「マンナンヒカリ」。同品は、コメと混ぜて炊くだけで、ご飯の見た目や量、おいしさはそのままに糖質やカロリーをカットし、食物繊維も取れるという価値が多くのユーザーに支持されている。今期は、さらなる浸透を図…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:サタケ 最先端「真吟」アピール
農産加工 2024.10.16サタケは、1896年に日本初の動力式精米機を考案し生産販売を開始。その後、1908年には砥石(といし)を使用してコメを40%削ることが可能な研削式精米機を開発し、吟醸酒の誕生に寄与した。そして100年以上の時を超えた2018年に、コメの磨き方で日本酒…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:JS食品 自然解凍にぎり寿司を
農産加工 2024.10.16JS食品は冷凍にぎり寿司で、常温でネタと一緒に解凍して、そのまま食べることができる技術を開発して、加工工場を東京都江戸川区に設立。7月に稼働開始した。 冷凍米飯技術は進化しているが、常温解凍ではご飯の水分がなくなり、ロウサンプルのように固くポロポロ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:外国産米=コメ不足・価格高で需要増
農産加工 2024.10.16国産米が供給不足と価格高騰に直面する中、外国産米需要が急増している。現在、わが国は外国産米を、ミニマムアクセス(MA)米の枠内で年間77万tの玄米を輸入し、そのうち主食用の枠のSBS米(約10万t)の人気が上昇している。(佐藤路登世) ●米国産、積…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:コメ産地 高値による需要離れ防ぐ
農産加工 2024.10.16コメ不足から、今年は早々に24年産新米が売場に並び始めた。一等米比率が低下した昨年の反省から、各産地とも万全の暑さ対策を施してきたものの、異常気象や自然災害に翻弄(ほんろう)されているのも事実だ。半面、生産現場で新米の集荷合戦が繰り広げられ、価格が高…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=新潟県 「新之助」作付面積拡大へ
農産加工 2024.10.16新潟県は水稲作付面積、収穫量ともに首位(23年産)産地で「コシヒカリ」「こしいぶき」「新之助」ほか、多様化する消費ニーズや用途、作期ごとに品種を揃えている。前23年産は夏場に高温や渇水などに見舞われ、一等米比率(同年10月31日現在)がコシヒカリ4.…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=秋田県 あきたこまち誕生40周年
農産加工 2024.10.16秋田県では、主力銘柄の「あきたこまち」が今年40周年を迎える。JAグループあきたでは県内イベントとして9月7日、イオンモール秋田で「あきたこまち40周年記念感謝祭×農業応援イベント・全農フェスタ2024」を開催。来場者合計700人に「あきたこまち2合…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=岩手県 昨年も一等米比全国首位
農産加工 2024.10.16岩手県は、オリジナル品種「銀河のしずく」と「金色の風」に、生産量最多の「ひとめぼれ」を中心に、36年前から「いわて純情米」としてブランド力強化を図ってきた。恵まれた気象条件や生産者の情熱もあり、高温障害が多発した昨年も一等米比率が全国首位となった。 …続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=山形県 「雪若丸」全国に認知広がる
農産加工 2024.10.16山形県は、県オリジナル品種の「つや姫」と「雪若丸」を中心に行政や関係団体が一体となったブランド戦略本部(ブランド化戦略本部から昨年改称)を結成し、生産から販売、コミュニケーション活動まで取り組んでいる。 トップブランドの「つや姫」は、今年デビュー1…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=北海道 認定「ゆめぴりか」復活を
農産加工 2024.10.16主産地北海道では、「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ふっくりんこ」の3大銘柄中心に多様化するニーズに応えた多様な品種を生産している。 トップブランド「ゆめぴりか」は昨年、日本穀物検定協会主催の食味ランキングで14年連続で最高位の「特A」を獲得した。その…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=宮城県 環境保全米が作付け3割に
農産加工 2024.10.16宮城県は「お米は食べわける時代」を掲げ、「ひとめぼれ」「ササニシキ」「だて正夢」「金のいぶき」など県オリジナル品種を中心に、個性豊かな銘柄を揃えている。 「ひとめぼれ」は、甘みと粘りのバランスが良く用途が広いため、家庭用・業務用ともに使用されている…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=石川県 国中から支援受けて生産
農産加工 2024.10.16石川県は、オリジナル品種「ひゃくまん穀」をはじめ、「コシヒカリ」「ゆめみずほ」の三大銘柄で展開している。おいしさと作りやすさを両立させたひゃくまん穀は粒の大きさがコシヒカリの約1.2倍にも上り、おにぎりや弁当の原料米として業務用ユーザーに人気の銘柄。…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=神明ホールディングス パックご飯をフル生産
卸・商社 2024.10.16最大手グループの神明ホールディングスは、好調なコメやパックご飯の販売を背景に、30年の1兆円企業構想に沿って25年3月期は、総額売上高5000億円の大台に乗る5013億9700万円を目指す。 今期は23年産米の相場上昇に加え、販売数量も増加傾向めて…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=幸南食糧 冷凍米飯の輸出に注力
卸・商社 2024.10.16幸南食糧は大阪に本拠を置く有力米穀企業で、コメ卸に加え、レトルト製法によるパックご飯とおかゆ、冷凍米飯などを展開するコメ加工品の2本柱で展開している。中でもパックご飯が自然災害に備えた備蓄需要とコメ不足に対応した精米代替需要でフル生産となり、8月売上…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=全農パールライス 精米販売量35万t超に
卸・商社 2024.10.16全農パールライスは前期(3月期決算)、行政対応を含む新規取引先の獲得に加え、原料価格上昇やコスト増加分の販売価格への転嫁に積極的に努め、販売単価が引き上げられたことで、売上高は前年比16.5%増の1197億3700万円。営業利益は同4%増の10億91…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=木徳神糧 家庭用米粉品揃え拡充
卸・商社 2024.10.16木徳神糧の24年12月期第2四半期は、売上高で前年比4.1%増の591億9000万円、営業利益で同22%減の10億5900万円、経常利益で同18%減の11億7200万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同15.2%減の8億3100万円の増収減益となっ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=千田みずほ 米飯加工にロボットを
卸・商社 2024.10.16千田みずほは、主食用米の精米事業に加え、新潟にも工場を設置し、日本酒や和菓子、味噌、米菓、もちなどの原料米を供給する原料事業を展開している。 グループ企業ジャンボリアの米飯加工事業も併せ、千田グループとして関東圏中心にコメ関連事業を幅広く展開してい…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=ミツハシ 異業種協業おにぎりを
卸・商社 2024.10.16コメの一貫メーカー・ミツハシは、原料米の仕入れから生産、品質管理、販売までを自社で行うとともに、精米と炊飯事業、冷凍米飯、米粉を活用した食品などコメに関する商品をすべて取り扱っている。キユーピーから草加デリカの事業を譲り受けるなど事業領域拡大にも積極…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=神山物産 カーボンクレジット 地域密着で好調
卸・商社 2024.10.16新潟県を中心に地域に密着した食品原料、農業資材、米穀を取り扱う総合商社の神山物産の米穀事業は前5月期、前年比15.1%増となる135億0600万円だった。昨年の猛暑による県内のコメ不作が業績への強い逆風になると思われていたものの、コロナ禍からの外食産…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:POSとIDレシートに見るコメ・米粉 精米販売大幅拡…
農産加工 2024.10.16●購買意欲を品不足喚起 マーチャンダンジング・オンの「RDS-POS」で、コメと米粉の昨年9月から直近8月の販売状況を調べてみた。 この間の精米販売金額は前年比29.3%増、数量で同15.4%増と大幅拡大。月別販売金額の推移では、今年に入って顕著…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:ウーケ「防災FOODBOX」 山本商事と共同開発
農産加工 2024.10.16●非常時に役立つ「パックご飯」を 神明グループでパックご飯を展開するウーケは、非常時に役立つ災害食の商品開発を強化している。富山県入善町に本拠を置く同社は、1月1日の能登半島地震で工場の配管が被害を受け、社員一丸となって生産再開に努めると同時に、被…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米心石川 冷凍米飯ライン導入
農産加工 2024.10.16●おにぎり・キンパを発売 07年に、石川県内の三つのコメ卸と炊飯企業が統合し誕生した米心石川。地元農家が生産した農産物を、安全・安心、安定的に地元の消費者届けることを企業理念に掲げ、最新鋭の精米工場と炊飯加工施設を有し、米穀事業と炊飯事業、商品事業…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:藤永産業「こめとら」 自家製粉 生米粉100%使用ス…
農産加工 2024.10.16福岡県北九州市で、異業種が営む米粉スイーツ専門店「こめとら」が話題だ。鉄鋼関連事業を営む藤永産業が運営し、自家製粉の生米粉を100%使用した手作りスイーツやベーグルを販売するが、冷凍しても味や食感に変化がないことを確認し9月、ネットショップを立ち上げ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:健康食育協「フォーラム・シンポジウム」 森谷敏夫氏が…
農産加工 2024.10.16●健康ごはん食を提言 コメを切り口にした健康食育を広める柏原ゆきよ氏(管理栄養士)が代表理事を務める日本健康食育協会は、日本ヘルスケア協会・プラネタリーヘルスイニシアチブと共同で「日本をお米で元気にするプロジェクト」を始動。そこで、「ごはん食」が持…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=原料米生産の拡大問われる分岐点に
農産加工 2024.10.16●マーケットは盛況 JA全農も米粉事業本格参入へ 米粉需要が拡大している。農林水産省によると、23年度需要量は前年比17.7%増の5万3000tに上った。09年の国産米粉取り組みの本格スタートから15年を経過する24年度、6万tを超える6万4000…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=西村機械製作所 新需要の開拓目指す
機械・資材・IT 2024.10.16◇注目の米粉製粉機械・加工品メーカー ●普及尽力、販売先広がる 西村機械製作所は、微粉砕で、でんぷん損傷の少ない気流粉砕機「スーパーパウダーミル」が強みの米粉製粉機メーカーだ。卓上型「フェアリーパウダーミル」と併せて、米粉の新需要を開拓しながら普…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=タイナイ 新工場8月本格稼働
農産加工 2024.10.16◇注目の米粉製粉機械・加工品メーカー ●生産能力を3倍に拡張 米粉集積地・新潟県胎内市に本拠を置くタイナイは、亀田製菓グループで米粉パン事業を展開。「Happy Bakry」ブランドで新潟県産米を100%使用した米粉パンを製造・販売している。食物…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=波里 業務用9品に10kg投入
農産加工 2024.10.16「お米の粉」ブランドで、新規米粉製粉量トップを誇る波里は3月、本社隣接地に新規米粉を生産する辰巳米粉工場と辰巳定温倉庫を新設。本社工場の生産ライン増強と併せ、生産能力が倍増し、業界最大規模となった。 加工食品や製菓・製パン原材料などに幅広く販売する…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=群馬製粉 未来型工場で輸出弾み
農産加工 2024.10.16群馬製粉は、パンや洋菓子用など新規米粉にいち早く取り組み、微粉砕しながら、でんぷん損傷度が低い「リ・ファリーヌ」を発売、有名パティシエやシェフと共同しながら、最終製品を提案しながら普及に努めている。 海外にも販路を求めて、18年から輸出を開始し、コ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=小城製粉 技術生かし社会貢献を
農産加工 2024.10.16小城製粉は、地元・鹿児島の特産品、かるかん粉を中心とした和菓子用米粉を展開するなかで、「小麦アレルギーを持つ人にも、おいしいスイーツやパンを食べてもらいたい」と、米粉でグルテンフリーのパンやパイが焼ける技術を開発し、最終製品までを提案しながら広めてい…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=新潟製粉 加工原材料が増加傾向
農産加工 2024.10.16新潟県の米粉集積地・胎内市にある新潟製粉は、地元・新潟産中心の国産米を微細粉ででんぷん損傷度が低い方法で製粉している。徹底的に衛生管理された工場で、工程はすべてシステム化・クローズド化、日本で開発された食品安全規格JFS-B規格を取得して安全・安心、…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=熊本製粉 パッケージ大賞銅賞に
農産加工 2024.10.16熊本製粉は、日清製粉グループの企業として、九州産「ミズホチカラ」米粉を強みに米粉事業を展開し、順調に売上げが拡大している。 今春、主力の業務用「米粉」シリーズでリブランディングを図り、パッケージを「おいしさのバトンをつなぐ」デザインに変更。これが、…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=日の本穀粉 ソワ・リス、プロに評価
農産加工 2024.10.16穀粉最大手の日の本穀粉は、新規米粉にも取り組み「SOIE LISSE(ソワ・リス)」ブランドで展開している。この品質がプロに評価されて、オンラインスイーツスクール「Saki.+」の中嶋咲絵さんが、多様な米粉レシピを考案、9月11~12日に開催された「…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=みたけ食品工業 オレンジページと協業
農産加工 2024.10.16米粉大手のみたけ食品工業は、業務用で、使い勝手の良いミックス粉を展開するほか、家庭用米粉でも「米粉パウダー」ブランドで高いシェアを占めている。 今秋、オレンジページとの共同開発で「フライパンでお手軽に」シリーズとして、「大豆粉と米粉のパンミックス」…続きを読む