創刊80周年記念特集第2部
共通価値の創造を意味するCSVは、米国の経営学者マイケル・ポーターとマーク・クレーマーが、2011年に提唱したとされる。本業を通じた、新たな価値の創造により、社会課題の解決を目指すことで、社会貢献と企業利益(経済性)を両立できることが重要なポイントといえる。(本吉卓也)
◇企業紹介 サステナビリティ わが社の取組み
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創刊80周年記念特集:CSVの取組み加速 社会貢献と経済性両立
総合 2022.06.30◆共通理解が不可欠 共通価値の創造を意味するCSVは、米国の経営学者マイケル・ポーターとマーク・クレーマーが、2011年に提唱したとされる。本業を通じた、新たな価値の創造により、社会課題の解決を目指すことで、社会貢献と企業利益(経済性)を両立できる…続きを読む
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創刊80周年記念特集:特別対談 サステナビリティ課題と展望 伝えること・“自…
総合 2022.06.30◆日本コカ・コーラ サスティナビリティー推進部長 飯田征樹氏×森永乳業 サステナビリティ本部サステナビリティ推進部長 浜田和久氏 日本食糧新聞は、食品界が目指すサステナビリティの現状と課題・展望について昨年7月上旬にインターネットで製配販の売上高上…続きを読む
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創刊80周年記念特集:新時代への挑戦=2050年目標 産学官民の連携が鍵 重…
総合 2022.06.30◇新時代への挑戦〈2050年目標〉 みどりの食料システム戦略が掲げる農林水産業のCO2ゼロエミッション化、温室効果ガスの排出量と吸収量の均衡を目指す政府のカーボンニュートラル--2050年までと定めたこれらの目標の達成には産学官民の連携が鍵を握る。…続きを読む
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創刊80周年記念特集:2050年目標 農林水産省 官民円卓会議 具体策への注…
総合 2022.06.30◇新時代への挑戦〈2050年目標〉 農林水産省は昨年12月、異例の規模の広範な食品企業トップなどを招集して「持続可能な食料生産・消費のための官民円卓会議」を新設し、同省の長期ビジョン「みどりの食料システム戦略」の実現に向け、意見交換や議論など対話の…続きを読む
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創刊80周年記念特集:2050年目標 農林水産省 進む「持続可能な原料調達」
総合 2022.06.30◇新時代への挑戦〈2050年目標〉 ●事例調査など着手 農林水産省が「みどりの食料システム戦略」で掲げる食品産業関連の目標のうち、特に取組みが進んでいるのが持続可能な原材料調達だ。原材料の品目では熱帯産品のパーム油(アブラヤシ)、カカオ豆が主体だ…続きを読む
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創刊80周年記念特集:2050年目標 経済産業省 「GXリーグ」440社で発…
総合 2022.06.30◇新時代への挑戦〈2050年目標〉 ●排出量取引など実証へ 経済産業省は10日、CO2排出量を取引する実証実験などを官民で行う「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ」の発足式を東京都内で開催した。23年度以降の本格稼働を目指し、政府が掲…続きを読む
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創刊80周年記念特集:2050年目標 ANEMONEコンソーシアム 海の生物…
総合 2022.06.30◇新時代への挑戦〈2050年目標〉 ●環境DNAでDB一般公開 食品業界にとって、気候変動問題と同様の重要なテーマが生物多様性の保護・回復。水産業では地球温暖化による海水温の上昇により、近海魚などの生態系分布が変化し、資源アクセスや管理を難しくし…続きを読む
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創刊80周年記念特集:新時代への挑戦=省プラ・脱プラ 加速する循環型社会への…
機械・資材・IT 2022.06.30●見直されるプラスチックとの向き合い方 石油由来のプラスチックは安価であり、短時間で大量生産することに適した材料であることから、食品包装や日用品、家電、自動車、建築資材などさまざまな分野で利用されている。しかし、使用済みプラスチックの不法投棄による…続きを読む
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創刊80周年記念特集:省プラ・脱プラ プラ新法4月施行 サプライチェーン全体…
機械・資材・IT 2022.06.30◇新時代への挑戦〈省プラ・脱プラ〉 「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環促進法=以下、プラ新法)」が4月1日に施行された。さまざまな商品に使用されるプラスチックについて、これからはその調達・設計から廃棄処理に至るま…続きを読む
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創刊80周年記念特集:省プラ・脱プラ 広がる“脱石油由来” 天然素材など活用
機械・資材・IT 2022.06.30◇新時代への挑戦〈省プラ・脱プラ〉 石油由来のプラスチックを削減するため、サステナブルな素材を使用したプラスチック使用製品が増えてきた。これまで廃棄処分されてきた非食用米や海藻、地球上のどこにでも豊富にある石灰石などを主原料にした複合プラ素材が存在…続きを読む
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創刊80周年記念特集:省プラ・脱プラ 2035年の循環型プラ市場 富士経済調…
機械・資材・IT 2022.06.30◇新時代への挑戦〈省プラ・脱プラ〉 ●21年比2.9倍の5040億円に 富士経済によると、再生プラスチックをはじめとする循環型プラスチック・素材の国内市場は、2035年には21年比2.9倍の5040億円に拡大すると予測されている。環境配慮の観点か…続きを読む
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創刊80周年記念特集:新時代への挑戦=脱炭素・カーボンニュートラル 解決すべ…
総合 2022.06.30●サステナブル社会実現へ 日本は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言した。2030年度には13年度比で温室効果ガスを46%削減し、さらに50%減の高みに向けて挑戦することも表明し、国として脱…続きを読む
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創刊80周年記念特集:脱炭素・カーボンニュートラル 温室効果ガス、20年度排…
総合 2022.06.30◇新時代への挑戦〈脱炭素・カーボンニュートラル〉 カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることで、ごみの燃焼やガソリン車の使用により生じる排出量から、植林や森林管理などによる吸収量を差し引き、実質的にゼロにすることを意味す…続きを読む
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創刊80周年記念特集:脱炭素・カーボンニュートラル 国・地域の取組み
総合 2022.06.30◇新時代への挑戦〈脱炭素・カーボンニュートラル〉 ◆地方が主役の新モデル「地域脱炭素ロードマップ」決定 2021年6月の国・地方脱炭素実現会議で「地域脱炭素ロードマップ」が決定した。脱炭素に国と地方が協力しながら取り組み、特に30年までに集中して…続きを読む
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創刊80周年記念特集:脱炭素・カーボンニュートラル 「ゼロカーボンアクション…
総合 2022.06.30◇新時代への挑戦〈脱炭素・カーボンニュートラル〉 ◆ライフスタイル転換必要に 脱炭素社会の実現には、一人一人のライフスタイルの転換が必要だ。政府は暮らしを脱炭素化するアクションとして「ゼロカーボンアクション30」を推奨しているが、環境省がこのほど…続きを読む
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創刊80周年記念特集:新時代への挑戦=DX最前線 スーパーマーケット 買い物…
小売 2022.06.30◆変貌するリアルの機能 食品流通のデジタルトランスフォーメーション(DX)は、これまで店舗に縛られていた買い物体験の各プロセスを、リアルの制約から解放しようとしている。いつでもどこでも商品を探せて、購入できて、受け取れる環境整備はコロナ禍を経て加速…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓 20年、加工食品14.5%増加
総合 2022.06.30●21年は醤油など過去最高 農林水産省は2016年に「農水産業の輸出力強化戦略」をまとめ、日本産品の世界への拡大を進めている。20年の加工食品輸出額は前年比14.5%増3740億1500万円と大きく伸長した。菓子と醤油は前年を割り込んだが、他の品目…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=乳製品 ジャパン・ブランド磨け
乳肉・油脂 2022.06.30●アジア圏中心に開拓進む 21年の農林水産物・食品の輸出総額1兆2385万円のうち、牛乳・乳製品は前年比9.8%増の243億9000万円。今後は世界的需要の拡大に対し、いかに「ジャパン・ブランド」の信頼性・安全性・おいしさといった価値を武器に磨き上…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=緑茶(お茶) 21年は過去最高額達…
飲料 2022.06.30●貿易量、10年間で2倍増加 2021年の緑茶(お茶)の輸出額は、204億円と過去最高となった(財務省貿易統計から)。輸出量は米国などでの日本食ブームの影響や健康志向の高まりから、直近10年間で約2倍強増加している。内訳は、米国が全体輸出量の約4割…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=コメ マーケット戦略不可欠
農産加工 2022.06.30●プラスアルファの価値訴求 21年の商業用コメ輸出数量は、前年比15%増の2万2833t(財務省「貿易統計」)。新型コロナ感染拡大で往来が制限され、輸送コスト高やコンテナ不足など逆風が吹く中、現地拠点やネットワークを有する企業の地道な営業努力のたま…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=清涼飲料 関心高まり右肩上がり
飲料 2022.06.30●ハラール認証も増加傾向 日本からの清涼飲料の輸出が右肩上がりで増加している。農林水産省がまとめた資料によると、清涼飲料水の17年度生産量は2163万kl、輸出額は245億円(17年)に上る。主な輸出先は香港、アラブ首長国連邦、米国、オーストラリア…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=菓子 21年、初の300億円大台
菓子 2022.06.30●“旅行気分”ニーズが寄与 農林水産省が公表した21年の菓子輸出金額(米菓除く)は、前年比29.8%増の244億2200万円。米菓(あられ・せんべい)が同24.4%増の56億3700万円。トータルで同21.3%増となり、18年に記録した過去最高の2…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=ソース混合調味料 20年365億円…
調味 2022.06.30●12年比2倍と着実に拡大 ソース、マヨネーズ、ドレッシング、カレールウなどのソース混合調味料の20年輸出実績は輸出量6万6350t、輸出額365億4200万円となり、12年以降毎年継続して伸長している。前年比は輸出額が8.6%増、輸出量が5.0%…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=味噌 量・金額ともに最高更新
味噌・醤油 2022.06.30●現地で人気、喫食増える 財務省がまとめた貿易統計によると、2021年(1~12月)の味噌の総輸出数量は1万9653t(20年比22.9%増)、金額は44億4891万円(同15.7%増)で過去最高を更新した。海外在留の日本人が消費するだけにとどまら…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=醤油 万能調味料、世界で融合
味噌・醤油 2022.06.30●現地生産、汎用性浸透も 醤油は料理に万能と世界で評価され、各国の食文化と融合している。キッコーマンを中心に北米などで現地生産され、肉料理などのローカルメニューに使われている。近年は日本食の世界人気によって中小メーカーの輸出も増大。国内の長期低落を…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=清酒 12年連続で前年上回る 「S…
酒類 2022.06.30財務省貿易統計によると、21年の清酒の輸出総額は401億7800万円(前年比66.4%増)となり12年連続で前年を上回り、輸出数量も3万2053kl(同47.3%増)でいずれも過去最高を記録した。 輸出が好調な要因について日本酒造組合中央会によると…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=ウイスキー 日本産酒類のけん引役
酒類 2022.06.30●20年、金額で清酒抜き首位 日本産酒類の輸出が好調だ。新型コロナウイルスの感染拡大などで国内酒類市場が縮小する中、日本産酒類の輸出金額が拡大。近年、国際的な酒類品評会で高い評価を獲得するなどして世界的に需要が高まっている。中でも国産ウイスキーの人…続きを読む
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創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=本格焼酎・泡盛 25年には40億円…
酒類 2022.06.30●産地挙げて海外拡販狙う 本格焼酎と泡盛について国は、25年時点の輸出額目標として40億円を掲げている。国別の内訳は中国15億円、米国12億円、台湾2億円、その他11億円となっている。市場調査を実施して各国の嗜好やニーズをつかんだ上で、認知度向上や…続きを読む
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創刊80周年記念特集:食品産業の現在=食品ロス削減 コロナの影響で削減加速
総合 2022.06.30食べられる状態であるにもかかわらず、廃棄される食品ロス。ESG(環境・社会・統治)経営やSDGs(持続可能な開発目標)に沿った事業運営がサプライチェーン各層で重視される中、食品ロス削減は業種・業態を問わず必須の取組みとなっている。ただコロナ禍の影響で…続きを読む
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創刊80周年記念特集:食品ロス削減 くら寿司 SDGs学ぶ出張授業
外食 2022.06.30◇食品産業の現在〈食品ロス削減〉 ●希望殺到、開催は倍 くら寿司は4月から、全国の小学生を対象に「お寿司で学ぶSDGs」をテーマとする出張授業を始めた。子どもに人気の回転寿司コーナーを教室で再現するなど、工夫を凝らした内容。関西からスタートした授…続きを読む
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創刊80周年記念特集:食品ロス削減 農水省・森幸子室長 目標達成へ歩み着実
総合 2022.06.30◇食品産業の現在〈食品ロス削減〉 ◆農林水産省 新事業・食品産業部 食品ロス・リサイクル対策室 森幸子室長 ●成長のチャンスに 農林水産省で食品ロス削減を所管するのが、大臣官房新事業・食品産業部外食・食文化課の食品ロス・リサイクル対策室だ。森幸…続きを読む
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創刊80周年記念特集:食品産業の現在=食品表示 添加物不使用表示ガイド公表
総合 2022.06.30食品表示に関する制度については、2020年4月に新たな食品表示制度(栄養成分表示の義務化)が施行されたほか、今年4月にはすべての加工食品を対象に原料原産地表示が義務化されたところであり、来年4月1日には新たな遺伝子組み換え表示が施行される。またクルミに…続きを読む
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創刊80周年記念特集:食品産業の現在=HACCP制度化 衛生管理は自主管理時…
総合 2022.06.30HACCP制度化は2018年6月に公布された改正食品衛生法の重点施策の一つとして盛り込まれ、すでに猶予期間を終えて昨年6月から本格的に施行されている。事業者には「HACCPに沿った衛生管理」の運用が義務付けられ、具体的にはコーデックス委員会が作成した…続きを読む
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創刊80周年記念特集:エシカル消費・フェアトレード 高まる倫理的意識 消費行…
総合 2022.06.30気候変動や生産者の貧困・人権問題など、さまざまな社会課題が顕在化する中、SDGs(持続可能な開発目標)やサステナビリティに対する消費者の意識は高まり、エシカル消費(倫理的な消費)という消費行動も浸透しつつある。消費者庁のホームページには、エシカル消費…続きを読む
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創刊80周年記念特集:CCCマーケティング エシカルフード市場創出へ
総合 2022.06.30◇エシカル消費・フェアトレード ◆購買行動のスコア化目指す CCCマーケティングは、エシカルフード市場の創出を図るプラットフォーム、「Tカードみんなのエシカルフードラボ」を運営している。このプロジェクトでは日常的な買い物がどれだけエシカルな購買に…続きを読む
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創刊80周年記念特集:レイテック ショーケースを脱フロン化
機械・資材・IT 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み レイテックは今期、一部の在庫を除き冷凍ショーケースのラインアップをすべて自然冷媒モデルとした。扉付きの平型ケースを中心に、室外機の設置工事が不要な冷凍機内蔵型プラグインケースを扱う。 これまで同社の取り扱い製品…続きを読む
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創刊80周年記念特集:トムラソーティング 資源有効活用、今が変革期
機械・資材・IT 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み トムラソーティングは、高精度な飲料容器・古紙回収機と選別システムを提供するグローバル企業・TOMRAの日本法人だ。同社は今年設立50周年を迎え、飲料容器・古紙回収と食品機器、リサイクル、鉱物資源の4部門を展開する…続きを読む
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創刊80周年記念特集:築野食品工業 米ぬか高度利用でSDGs
乳肉・油脂 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み こめ油は、国産の貴重な植物資源「米ぬか」を原料に、おいしさと健康を兼備するとともに、食料自給率向上やCO2削減による地球温暖化防止など地球環境にも優しい。トップメーカー築野食品工業は、米ぬかの高度利用を目指した企…続きを読む
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創刊80周年記念特集:田中食品 食育活動など取組み推進
水産加工 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 田中食品は、さまざまなSDGsの取組みを推進している。 同社のフラッグシップ商品である「旅行の友」は、ふりかけの元祖と呼ばれているが、その「ふりかけ」を開発するきっかけとなったのが、大正時代に軍から漬物に代わる…続きを読む
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創刊80周年記念特集:ファンケル 全電力を100%再エネに
総合 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み ファンケルは4月1日、グループの国内全拠点(一部賃貸を除く)で使用する電力を、100%再生可能エネルギーに切り替えた。削減可能となった年間8000tに上るCO2排出量は、22年度グループ全体排出量(スコープ1とス…続きを読む
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創刊80周年記念特集:伊藤園 拡大続く茶産地育成事業
飲料 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 伊藤園は高品質な国産緑茶原料の安定調達や持続可能な農業の推進を目指し、1976年から「茶産地育成事業」に取り組む。2001年には耕作放棄地などを大規模な茶園へ造成するなど、茶畑づくりから始める「新産地事業」も開始…続きを読む
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創刊80周年記念特集:カネク 海外意識しSDGs展開
調味 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み カネクは業務用を中心とし、海外にも取引を広げる加工わさびメーカーとして確固たるポジションを築いている。19年には「経営理念」と「行動規範」を策定。これが、21年11月に制定した「カネクグループSDGs宣言」のベー…続きを読む
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創刊80周年記念特集:三和食品 国産原料へのシフト推進
調味 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 三和食品は、加工わさびの製造・輸出からカット野菜製品の製造などで、幅広い事業を展開している。同社はこの4月からSDGs委員会を立ち上げ、原料関係の持続可能性の一層の追求をテーマとしてさまざまな取組みを展開している…続きを読む
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創刊80周年記念特集:三菱食品 食通じ持続可能社会を実現
卸・商社 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 三菱食品は昨年5月公表の「中期経営計画2023」において、新たに「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」をパーパスに定め、ビジョンとして「次世代食品流通業への進化(サステナビリティ重点課題の解決)」…続きを読む
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創刊80周年記念特集:マリンフード 乳代替品で食の多様性提案
乳肉・油脂 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み マリンフードは、フードダイバーシティ(食の多様性)に配慮した植物性乳代替品の開発・製造を通じ、次世代につなぐ持続可能な食を提案する。2007年に独自開発した植物性チーズ「スティリーノ」は、アレルギー、主義、宗教な…続きを読む
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創刊80周年記念特集:アメリカ大豆輸出協会 サステナ大豆の価値啓発
農産加工 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み アメリカ大豆輸出協会(USSEC)は、サステナブルな方法で生産されるアメリカ大豆の価値を世界中に啓発している。13年に始まった「アメリカ大豆サステナビリティ認証プロトコル(SSAP)」はその生産方法を保証する制度…続きを読む
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創刊80周年記念特集:UCCグループ サステナビリティ指針制定
飲料 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み UCCホールディングスやUCC上島珈琲などのUCCグループは、21年10月1日の「国際コーヒーの日」から、コーポレートメッセージを「ひと粒と、世界に、愛を」へと一新した。4月27日には、UCCホールディングスが「…続きを読む
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創刊80周年記念特集:金印 「世界を美味しく健康に」
調味 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 金印は今年で創業93年を迎えた加工わさびメーカーである。今では定番となった小袋わさびや生おろしわさびなど、業界初となる商品を数多く生み出してきた。加工わさびの黎明期から業界をけん引するパイオニアメーカーであり、加…続きを読む
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創刊80周年記念特集:富士特殊紙業 食品パッケージの未来創造
機械・資材・IT 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 食品パッケージの開発や製造を行う富士特殊紙業(本社=愛知県瀬戸市)は、2020年に創業70周年を迎えた。同社では20年以上前から社員の働く環境と健康への影響、地球環境への負荷を考えて、揮発性有機化合物を使用せずに…続きを読む
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創刊80周年記念特集:ジャパンプランツグループ カーボンオフセットに本腰
総合 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み ジャパンプランツグループは、花卉(かき)を扱う「ジャパンプランツ」、園芸種苗を扱う「プラントワールドシードギフ」、輸出入代行業の「JB」の3社で組織する。いずれも岐阜市に本部を構え、スーパーやホームセンターの切り…続きを読む
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創刊80周年記念特集:幸南食糧 農業振興・地域活性化に貢献
卸・商社 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み コメ消費減が加速する中、有力コメ卸・幸南食糧が企業スタンスに置く「コメの価値と魅力を伝える」が、SDGsに合致。コメの価値向上につながる健康米をはじめ、新需要を創造する米飯加工品や炊飯米の製造・販売も行っている。…続きを読む
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創刊80周年記念特集:東洋ライス SDGs推進へ100億円基金
農産加工 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 東洋ライスは創業60周年を迎えた21年、総額100億円の基金を用意し、(1)原料玄米の流通に使われる紙袋をリサイクル可能なフレキシブルコンテナバック(フレコン)に切り替える(2)独自開発した玄米由来の「玄米エッセ…続きを読む
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創刊80周年記念特集:伊藤忠食品 社会貢献と成長の両立へ
卸・商社 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 伊藤忠食品は2020年に3ヵ年の中期経営計画「Transform 2022 ~領域を超えて~」を策定し、目指す姿の一つとして「社会課題解決への取組みによる持続的成長基盤構築」を掲げた。併せてマテリアリティ(重要課…続きを読む
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創刊80周年記念特集:雪印メグミルク 現代の健土健民へ体制整備
乳肉・油脂 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 雪印メグミルクは、前身の一つである雪印乳業の創業の精神「健土健民」を受け継ぎ、サステナビリティ経営を進めている。社会課題の解決を図るとともに、将来世代に継承することができる持続可能な社会の構築を目指している。 …続きを読む
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創刊80周年記念特集:ケンミン食品 グルテンフリーでラーメン
農産加工 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 小麦アレルギーなどでこれまでラーメンを諦めていた人がいる。「すべての人にラーメンを」、そんなサスティナブルなコンセプトを掲げケンミン食品とアメリカ・ボストンの人気ラーメン店「Tsurumen Davis」の店主大…続きを読む
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創刊80周年記念特集:国分グループ本社 11次長計で経営・SDGs統合
卸・商社 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 国分グループ本社はSDGsの目標達成に向けた「SDGsステートメント」を2020年に公表し、六つのマテリアリティを掲げた。各マテリアリティと達成目標は(1)「地球環境」=健全な資源活用と再生産可能な環境の実現(2…続きを読む
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創刊80周年記念特集:神明ホールディングス 農業振興へ全方位に進出
卸・商社 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み コメ卸最大手神明ホールディングスは、農業振興に貢献する企業活動がSDGsに合致している。具体的には「日本で最大・最強のアグリフードバリューチェーン構築」に向け、コメを主軸に青果、水産、外食、中食、農業生産法人など…続きを読む
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創刊80周年記念特集:みたけ食品工業 先進性で米粉業界けん引
農産加工 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 小麦粉代替で注目集まる米粉。コメ消費拡大による農業振興はもとより、食料自給率向上の切り札としても期待されるサステナブルな食材だ。この米粉に先進的に取り組み、業界トップクラスの扱い量を誇るのが、みたけ食品工業だ。 …続きを読む
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創刊80周年記念特集:アサヒグループ 「アサヒユウアス」が始動
酒類 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 2022年1月、アサヒグループジャパンの傘下にアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する「アサヒユウアス」が誕生した。 社名の由来は「ユウ(YOU・あなた)とアス(US・私たち)で共創する」「ユ…続きを読む
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創刊80周年記念特集:伊藤ハム米久ホールディングス 環境配慮の取組みを強化
乳肉・油脂 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 伊藤ハム米久ホールディングスは、21年度から3年間を対象期間とする「中期経営計画2023」において、「私たちは事業を通じて、健やかで豊かな社会の実現に貢献します」をグループ理念に、「フェアスピリットと変革への挑戦…続きを読む
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創刊80周年記念特集:カネス製麺 「健康」鍵にさらなる成長へ
小麦加工 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み カネス製麺は1907年に創業。100年以上の歴史を誇り、揖保乃糸の製造販売に加え、機械麺も手掛ける総合製麺会社。先駆的な大容量商品や業界初のキャラクター商品を発売し、飛躍を果たす。2018年に神明のグループ会社と…続きを読む
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創刊80周年記念特集:丸大食品 事業活動通じて社会貢献
乳肉・油脂 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 丸大食品グループには「日々の活動に精一杯の真心を込め、誠意を尽くすことにより、社会に貢献する」という経営理念があり、世代を超えて今に受け継がれている。 サステナビリティの取組みについては「地球環境や社会問題の解…続きを読む
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創刊80周年記念特集:みすずコーポレーション 環境に「やさしい」企業
農産加工 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 「おいしいは、やさしい」をコーポレート・キャッチフレーズに掲げる、みすずコーポレーションは、長野県が定める「県SDGs推進企業」。自然環境にも「やさしい」製造体制、商品づくりにも、半世紀以上にわたって取組み続けて…続きを読む
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創刊80周年記念特集:大塚製薬 働きやすい職場つくる
総合 2022.06.30◇サステナビリティ わが社の取組み 国連が定めるSDGs。このうち、ジェンダーについてはSDGsの5番目のゴールになっている。他のものをゴールに到達させるに当たり、ジェンダーの視点なしにゴールは成立しないものもあるといわれるほどである。「2030ア…続きを読む