全国卸流通特集
●過去経験ない「非接触」は想定外の域
新型コロナウイルスの感染拡大は、食品卸業界を取り巻く環境を一変させた。外出自粛で社内会議や取引先との商談はオンラインへ移行し、商品展示会は全面的に開催を中止。人手不足と感染拡大防止の双方に対応した物流運営のあり方、得意先への販促提案のあり方なども大幅な見直しを強いられている。
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◆全国卸流通特集:卸主導でサプライチェーン変革 コロナ後の持続可能な流通視野
特集 卸・商社 2020.09.29●過去経験ない「非接触」は想定外の域 新型コロナウイルスの感染拡大は、食品卸業界を取り巻く環境を一変させた。外出自粛で社内会議や取引先との商談はオンラインへ移行し、商品展示会は全面的に開催を中止。人手不足と感染拡大防止の双方に対応した物流運営のあり…続きを読む
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全国卸流通特集:食品卸上位100社の19年度業績 コロナ禍、未曽有の事態
特集 卸・商社 2020.09.29新型コロナウイルスの感染拡大を受け、食品卸業界が未曽有の事態を迎えている。極度の不振に陥った業務用事業を家庭用の伸長でカバーしきれず、先の読めない状況が続く。一方、コロナ禍の異常事態がもたらしたデジタルシフトや物流の過剰なムダの排除など、サプライチェ…続きを読む
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全国卸流通特集:デジタルシフトが加速 訪問自粛や展示会中止店頭販促制限など契…
特集 卸・商社 2020.09.29新型コロナ禍による事業環境の一変は、食品卸業界にとって業務のあり方や生産性の向上を考える大きな契機となった。外出自粛によるテレワークの導入や取引先への訪問自粛により、社内の会議や商談はオンラインへ移行。展示会も全て中止となったことで、一部卸は小売バイ…続きを読む
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全国卸流通特集:わが社の経営戦略=日本アクセス・佐々木淳一社長 次世代へ攻め…
特集 卸・商社 2020.09.29日本アクセスは今期1年の短期経営計画を策定し、コロナ禍で浮上してきた課題を先送りせず業務改革を徹底推進している。本来今年が仕上げの年だった第7次中計で掲げる重点方針は引き続き深掘り。フルライン卸戦略や商品開発、ロジスティクス戦略などをより強化。同時に…続きを読む
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全国卸流通特集:わが社の経営戦略=国分グループ本社・國分晃社長 10次長計、…
特集 卸・商社 2020.09.29◇10次長計最終年度、目標達成へ全力 国分グループ本社は今期、第10次長期経営計画の最終年度を迎えた。5年にわたる取組みの総仕上げに向け、各種施策を加速し目標達成に全力を挙げる。来期始動の第11次長計については年初から策定作業をスタート。新型コロナ…続きを読む
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全国卸流通特集:わが社の経営戦略=加藤産業・加藤和弥社長 変化受入れ迅速対応
特集 卸・商社 2020.09.29加藤産業は、今期(20年9月期)第3四半期を終えた時点で売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも前年同期実績を上回る進捗(しんちょく)だ。新型コロナウイルスの感染が拡大する中では、従業員の安全確保と食品の安定供給に専念。コロナ禍で刻々と変わる食品…続きを読む
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全国卸流通特集:わが社の経営戦略=三井食品・萩原伸一社長 新3ヵ年中計を始動
特集 卸・商社 2020.09.29三井食品は、今期を初年度とする3ヵ年の経営プラン「中期経営計画2023」をスタートした。前中計で培った卸業務の基本徹底や新領域事業の強化を踏襲しつつ、新たに三井物産グループとしてのホールディングス戦略や物流インフラの強化へ挑む。今期は新型コロナウイル…続きを読む
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全国卸流通特集:わが社の経営戦略=トモシアHD・竹内成雄社長 地域市場の発展…
特集 卸・商社 2020.09.29トモシアホールディングスは今後の重点経営テーマとして、地域の需要動向に合わせた人員と拠点の見直しを進めていく方針だ。大都市圏とローカルの格差拡大が進む中、可能な限りローコスト運営できる企業体質へ再構築し、企業使命である地域市場の成長発展へ継続的に取り…続きを読む
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全国卸流通特集:わが社の経営戦略=伊藤忠食品・岡本均社長 魅力的な売場に貢献
特集 卸・商社 2020.09.29伊藤忠食品は、今期から3ヵ年の新中期経営計画「Transform(トランスフォーム)2022~領域を超えて~」をスタートした。魅力的な売場づくりを通じ新たな価値を創出するとともに、社会課題の解決に向け持続的な成長基盤の構築を目指す。製配販3層をつなぎ…続きを読む
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全国卸流通特集:わが社の経営戦略=日本酒類販売・田中正昭社長 「変化分析力」…
特集 卸・商社 2020.09.29日本酒類販売はマーケティングの強化を急ぐ。新型コロナウイルス禍で酒類市場を取り巻く環境が激変する中、国内最大の酒類専業卸として培ってきた分析力を武器に新たな商機を見いだす。かねて進める働き方改革でコスト削減など守りを固めながら、マーケティング力を活用…続きを読む
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全国卸流通特集:菓子卸=コロナ禍で生活一変 専門性高め進化 19年度上位4社…
菓子 特集 卸・商社 2020.09.292019年度菓子卸上位4社の売上高は、18年菓子卸初の売上高3000億円の大台に乗せた三菱食品菓子事業が前年比3.74%増の3167億円と首位をキープ。2位の山星屋は同4.38%増の2760億5200万円、業績を公表していないが、本紙推定でコンフェッ…続きを読む
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全国卸流通特集:菓子卸団体トップに聞く=全国菓子卸商業組合連合会・二木正人理…
菓子 特集 卸・商社 2020.09.29全国菓子卸商業組合連合会(全菓卸商連)の二木正人理事長は、コロナ禍において菓子の必要性が高まっていると語る。コロナ禍による外出自粛の影響で、家から出られず、人と人が会う機会がなくなるなどストレスが高まる中、「菓子が持つおいしさ、楽しさは、人々の心を癒…続きを読む
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全国卸流通特集:菓子卸トップに聞く=山星屋・小西規雄社長 生活様式変化に対応
菓子 特集 卸・商社 2020.09.29山星屋の小西規雄社長は、コロナ禍に伴う緊急事態宣言と外出自粛の経験により、生活者は「eコマースで生活必需品を購入し、食事は宅配デリバリー業者を活用するなど新たな需要の広がりを見せており、こうした新サービスはコロナ終息後も積極的に活用される」と推測。一…続きを読む
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全国卸流通特集:菓子卸トップに聞く=コンフェックス・昆靖社長 前期業績は最高…
菓子 特集 卸・商社 2020.09.29コンフェックスの昆靖代表取締役社長兼グループCEOは、日本の菓子売場の特徴は、大手メーカーから中小・零細菓子メーカーまでの商品が揃う多様性にあり、これが日本の豊かな菓子文化を形成しているとした上で、菓子卸として、後継者不足など事業承継に課題があり廃業…続きを読む
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全国卸流通特集:菓子卸トップに聞く=高山・高山時光社長 問われる「存在価値」
菓子 特集 卸・商社 2020.09.29高山の高山時光社長は、ウィズコロナの時代において「菓子卸の基本的な存在価値が今まで以上に問われている」と語る。コロナ禍で、人々の生活が一変した。新たな生活様式の下、日本全国でさまざまな変化に対応した取組みが進んでいる。高山社長は、「急変した消費者の購…続きを読む
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全国卸流通特集:菓子卸トップに聞く=ハセガワ・眞壁政雄社長 菓子卸が「原点回…
菓子 特集 卸・商社 2020.09.29「夢と安らぎをコーディネートする新しい卸問屋を目指して」を企業ミッションに掲げるハセガワの眞壁政雄社長は、コロナ禍で菓子卸が原点回帰したと分析する。人と人の接触が制限される中、小売との商談において菓子卸のみでの対応が可能であったとし、「これは、コロナ…続きを読む
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全国卸流通特集:酒卸=不安抱えたまま下期へ 増減税第1弾スタート
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29国を挙げて東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会一色だったはずの上半期。酒類流通業界は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を大きく受け、100年に一度ともいわれる苦境に立たされた。下期は居酒屋の営業時間が通常化するなど、一時に比べれ…続きを読む
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全国卸流通特集:酒卸=上期をトピックで振り返る 前代未聞の苦境
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29100年に一度ともいわれる前代未聞の苦境に立つ酒類流通業界。20年2~9月までをトピックスを通じて振り返る。(日本食糧新聞7月18日付「酒類流通の未来を探る」を再構成) ●東京2020延期 酒類市場に新型コロナ禍の影響が目に見えて現れたのは2月。…続きを読む
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全国卸流通特集:酒卸に聞く 現状打破のキーワード
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29下期に入っても新型コロナの影響から抜け出せない20年の酒類業界。前例のない苦境を打破するためのキーワードを、全国系卸の酒類トップと各エリアの有力酒卸トップに聞いた。日本食糧新聞7月18日付「酒類流通の未来を探る」から再録。(丸山正和)
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全国卸流通特集:酒卸に聞く=国分グループ本社・東野聡執行役員 店全体の品質ア…
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29最初は「品質」。飲食店がアフターコロナに生き残るためには、機材の洗浄やメンテナンスを従来以上に徹底する必要がある。飲酒マインドが低迷し、節約志向も高まっている。お金を使ってもらうには、酒の品質とともに衛生面も含めた店全体のクオリティーが問われるだろう…続きを読む
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全国卸流通特集:酒卸に聞く=三菱食品・橋本和典常務 3層協力、行政の支援も
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29◇三菱食品・橋本和典常務執行役員 まず「コロナ禍への対応」。購買行動や働き方などライフスタイルに大きな変化が生じ、酒類は業務用中心にしばらくはダメージが続く。飲食代先払いやクラウドファンディングによる飲食店支援などの動きもあり、3層で可能な限りの協…続きを読む
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全国卸流通特集:酒卸に聞く=三井食品・海老原圭介常務 しっかりした商品知識を
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29◇三井食品・海老原圭介常務執行役員 「酒離れへの対応」が重要だ。今年はコロナ禍も加わり、外食の利用に対して生活者がネガティブになっている。逆に増えたのがオンライン飲み会だが、こうした場ではみんなが同じビールは飲まずに、各自が好みに合わせて個性的な商…続きを読む
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全国卸流通特集:酒卸に聞く=伊藤忠食品・角田憲治常務 献立と連動した酒を提案
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29◇伊藤忠食品・角田憲治常務執行役員 「変化への対応」が一番大切だと思う。アフターコロナに向けて、新しい生活様式や消費者の嗜好(しこう)の変化、節約志向の高まりなどに対応していかないといけない。また、家族だんらんで食事する機会が増えたことに注目したい…続きを読む
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全国卸流通特集:酒卸に聞く=イズミック・盛田宏社長 情報発信の進化・強化を
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29注力事項として「高付加価値」「健康志向」「合理化・効率化」によるリテールサポートの強化を掲げている。「高付加価値」は商品・情報・人材が重要だ。このうち商品では盛田甲州ワイナリーの「シャンモリ 山梨 甲州2018」や盛田金しゃち酒造の愛知県産酒造米で醸…続きを読む
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全国卸流通特集:酒卸に聞く=名畑・名畑豊社長 外食の良さ見直す機会に
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29コロナ禍で家飲みが増える中、外食産業を元気にする企業として、飲食店が取り組むテークアウトに対して自社ホームページでの周知や社員での利用促進といったサポートを進めてきた。お弁当とドリンクをセットで購入してもらえるような提案も行ったが、得意先にビールの持…続きを読む
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全国卸流通特集:酒卸に聞く=新潟酒販・雫石明社長 頒布会で飲用頻度アップ
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29今年は3ヵ所の物流センターを統合・組み換えをするなど、今だからできることを一気に行った。テレワークで出社や会議を初めて分散させたが、これは新型コロナとは関係なく今後も続けていきたい。 また、新たな取組みとして特販部内にネット専属の部隊を設置。複数の…続きを読む
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全国卸流通特集:酒卸に聞く=日本酒類販売・橋本則之取締役 変わるニーズを先取…
酒類 特集 卸・商社 2020.09.29◇日本酒類販売・橋本則之取締役専務執行役員 まずは「環境適応」だろう。コロナ禍で環境がかなり変わっているので、それにわれわれも合わせていかないといけない。消費者が求めるものを積極的に提供していかないといけないし、ニーズを先取りすることも必要不可欠だ…続きを読む
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全国卸流通特集:日食協・時岡肯平専務理事に聞く サプライチェーンの全体最適化…
特集 卸・商社 2020.09.29日本加工食品卸協会(日食協)は5月開催の定時総会で、時岡肯平氏の専務理事就任を決めた。時岡氏は独立系最大手の国分グループで現場から経営まで幅広い経験を積み、製配販3層を通じた業界情勢にも深い知見を持つ。昨今の業界課題はサプライチェーンの全体最適化をい…続きを読む
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全国卸流通特集:地域卸 コロナ禍も得意先支援に尽力 目前の変化に迅速対応
特集 卸・商社 2020.09.29●伸びゆく販売チャネルに備え 新型コロナウイルスの感染拡大は、地域食品卸売業界にも大きな影響を及ぼした。3月に始まった学校の臨時休校に伴い、カップ麺やパスタ、パスタソースといった「簡便商材」が伸長、その後は長引く外出自粛要請に伴って、「手作り需要」…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=北海道 環境激変、新たな食卓争奪戦
特集 卸・商社 2020.09.29北海道内で第1例目の新型コロナウイルス感染者が確認され、全国よりも1ヵ月早い2月28日に独自の新型コロナウイルス緊急事態宣言が出され、3週間にわたる週末の外出自粛、一斉休校となった。第2波到来で「北海道・札幌市緊急共同宣言」、さらに全都道府県に緊急事…続きを読む
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全国卸流通特集:北海道酒類販売・伊関淑之社長 業務用市場の再興に全力
特集 卸・商社 2020.09.29道内酒類卸の最大手・北海道酒類販売は、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などを背景にした“巣ごもり消費”に支えられ市販向けルートで大きく販売を伸ばした一方、業務用酒類市場で未曽有の打撃を受け今年上期売上総体では前年比10%前後のマイナスとなった…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=東北 秋冬商戦、価格競争強まる DgS攻勢、揺…
特集 卸・商社 2020.09.29今期に入り、市販用は巣ごもり需要を反映し、好調に推移してきた。一方、酒類、業務用の落ち込みは大きく、食品酒類卸売業界は不均衡な状態が続いている。異常な日々の暮らしが日常となってしまったが、あらためて食を見つめ直す機運が起こって、調理に手間を惜しまない…続きを読む
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全国卸流通特集:日本アクセス 物流拠点岩沼物流センター火災
特集 卸・商社 2020.09.29●在庫の在り方など課題残す 東日本大震災以降の災害で流通業最大のものが、日本アクセス東北最大の物流拠点、岩沼物流センターから4月30日正午ごろ発生した火災であろう。7日経過し、6日午後4時にようやく鎮火した。宮城県岩沼市の仙台空港近くのプロロジスパ…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=新潟 新たな挑戦へ提案力発揮 低価格化でデフレ…
特集 卸・商社 2020.09.29新潟県内の小売業は、地元資本のSMチェーンが品質や提案力などの価値を重視した店舗運営を進めてきた。しかし下期に向けて生活防衛意識の高まりが予想され、低価格競争の激化によるデフレが懸念されている。県内の新型コロナ感染はほとんど拡大しておらず、チラシも回…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=関東 小売、業態間で明暗くっきり
特集 卸・商社 2020.09.29新型コロナウイルスの感染拡大の影響で関東の小売は、業態間で全国と比較して明暗がはっきり分かれた。スーパーが内食需要の拡大で恩恵を受けた一方、休業した百貨店は大幅に売上げが下落した。コンビニエンスストア(CVS)もテレワークなど在宅勤務の増加で都心に立…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=関東 業態入り乱れて過酷な競争環境
特集 卸・商社 2020.09.29巨大マーケットの関東エリアでは、食品卸業界の競争環境も過酷だ。総合商社系や独立系全国卸、地域卸、菓子や酒類の専業卸などが入り乱れ、激しくしのぎを削る。小売業もGMS・SMやDgS、CVSなどあらゆる業態が生存競争を繰り広げる中、選ばれる卸になるための…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=甲信 業務用・観光需要など直撃
特集 卸・商社 2020.09.29コロナ禍に見舞われた、異例の上半期。観光需要が地域経済に大きなウエートを占めている長野、山梨両県の中間流通業は、飲食店やホテル・旅館の営業自粛などで業務用卸を中心に甚大なダメージを受けている。市販・家庭用チャネルは外出自粛に伴う「巣ごもり需要」の拡大…続きを読む
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全国卸流通特集:マルイチ産商・平野敏樹社長 「変革」成し遂げ「飛躍」へ
特集 卸・商社 2020.09.29水産事業を中心に一般加工食品、畜産、フードサービスをフルラインで展開するマルイチ産商。「海なし県」にありながら水産物の取扱量は国内トップクラスを誇り、グループ力を生かした原料調達、商品開発、加工、供給で「メーカー型卸」として独自のバリュー・チェーンを…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=静岡 群雄割拠も着々と勢力変化
特集 卸・商社 2020.09.29温暖な気候と豊富な天然資源に恵まれた静岡県だが、今夏は8月中旬に浜松市で国内観測史上最高気温と並ぶ41.1度Cを観測するなど、記録的猛暑でメディアをにぎわせた。また、ほかの都道府県に漏れず収束が見えぬコロナ禍の影響は消費動向に暗い影を落とす。1~6月…続きを読む
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全国卸流通特集:静岡メイカン・小寺仁康社長 売上高205億円達成見込む
特集 卸・商社 2020.09.29静岡メイカンを含む5社からなる中部メイカングループ。20年度目標には「個人個人のスキルを磨く」をスローガンに掲げ、「すべてにおいて自己変革を促し、指導して個々のレベルアップを図りながら、組織全体のレベルアップを目指す」ことを社員に課している。静岡メイ…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=中部 有力2社新社長に熱い視線
特集 卸・商社 2020.09.29食品界におけるコロナ禍の影響は、巣ごもり需要が発生した家庭用市場と、外出や宴会などの自粛の影響を大きく受けた業務用市場とでは、売上数値に大きな差となって表れた。(海野裕之) ●業務用強化、戦略練り直し 家庭用市場は、食品スーパーやドラッグストアが…続きを読む
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全国卸流通特集:北陸中央食品・澤田佳宏社長 地方卸連携で販路を拡大
特集 卸・商社 2020.09.29北陸中央食品の20年8月期は、キャッシュレス還元やコロナ禍の巣ごもり特需で、前年比約3億円の増額を見込む。また、留め型PB開発、業務のデジタル化や販管費のコスト低減などを進め、地方卸の存在感を高めている。11月には新センター稼働で、地方卸ネットワーク…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=近畿 食の安定供給が社会的使命
特集 卸・商社 2020.09.29新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の事態に対し、近畿エリアの食品卸売流通業界は、社会的使命として食の安定供給に努めた。売れ筋商材は刻々と変化し、卸各社にとっては様変わりする「食」のシーンをいかに先読みしていくかが試される。(特別流通取材班) …続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=四国 閉そく市場、成長の模索続く
特集 卸・商社 2020.09.29四国地区は、消費環境が厳しくなる中、四国圏外小売業の出店が相変わらず続き、市場は厳しさを増している。四国のスーパーマーケットの店舗(19年1月)は113企業、3675店が展開。四国の大手卸各社は、閉塞(へいそく)した市場の中での成長の模索が続いていく…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=中国 組織変革や基盤・機能を強化
特集 卸・商社 2020.09.29中国地方では、商社主導による全国卸の再編が一段落し、各社は時代に対応した組織変革や機能強化、新事業領域拡大といった次世代へ向けた段階へとステップアップを始めている。少子高齢化や人口減少傾向が続く中国地方において卸売企業各社は、激変する市場環境への対応…続きを読む
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全国卸流通特集:さんれいフーズ・田村勝副社長 中小店の売上げ拡大推進
特集 卸・商社 2020.09.29山陰を中心に山口県西部から兵庫県北部、京都府北部に至る日本海沿岸エリアで営業展開し、山陰を代表する業務用卸として確固たる地位を築いているさんれいフーズ。コロナ禍の影響で厳しい状況が続く中、中小規模店舗の深耕営業を進めるとともに、受注や配送、物流、営業…続きを読む
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全国卸流通特集:エリア別動向=九州 売上げ優先から利益志向に
特集 卸・商社 2020.09.29九州流通業界は、新型コロナウイルスによる影響によって、特殊な1年が続いている。一般的には「巣ごもり」需要によって家庭内消費が急上昇し、食品スーパーは軒並み前年大幅増となった。 だが、大型店では百貨店を含めて「密」を避けるため、食品売場を除いて休業と…続きを読む
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全国卸流通特集:ヤマエ久野・大森礼仁社長COO 創業70周年、新中期計画始動
特集 卸・商社 2020.09.2920年度の本年、会社設立70周年を迎えた。19年度は新中期経営計画「GRADE70」の最終年度を迎え、当初連結売上目標を5000億円に据えていたが、5221億円で着地し大幅な増収を実現した。(堀江勝) ●熊本物流センター稼働へ 九州外売上げも予定…続きを読む