サステナビリティ特集2023
貧困、格差、ジェンダー、環境、健康–。2015年に策定され、2030年を達成年限とするSDGs(持続可能な開発目標)の「中間年」を迎えた今、新型コロナウイルス感染症や気候変動、ロシアによるウクライナ侵攻、食料やエネルギー安全保障などの問題が複雑に絡み合い、私たちは未来に向けて解決しなければならない多くの課題を抱えている。日本の食品業界でもSDGs達成のため、サステナビリティを経営に取り入れる企業が増えてきた。(涌井実)
-
◆サステナビリティ特集:新しい未来を創る 山積する社会課題解決へ
総合 2023.08.29●SDGsで「選ばれる企業」に 貧困、格差、ジェンダー、環境、健康--。2015年に策定され、2030年を達成年限とするSDGs(持続可能な開発目標)の「中間年」を迎えた今、新型コロナウイルス感染症や気候変動、ロシアによるウクライナ侵攻、食料やエネルギ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:農林水産省・宮浦浩司大臣官房総括審議官 食品産業のかじ…
総合 2023.08.29◇巻頭インタビュー ◆激変する食の需給構造 農林水産省がサステナビリティを軸に政策を大きく転換し、中長期ビジョン「みどりの食料システム戦略」(以下、みどり戦略)を決定したのが2年前の21年5月。食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベー…続きを読む
-
サステナビリティ特集:弘前市・佐藤美幸係長 リンゴ産業、未来につなぐ
総合 2023.08.29◇巻頭インタビュー 佐藤美幸・弘前市農林部りんご課企画推進係長 ◆経済・社会・環境面で改革 日本一のリンゴ産地である青森県弘前市は、SDGs達成に向けて優れた取り組みを提案した自治体として、県内の自治体で初めて内閣府が定める「SDGs未来都市」に…続きを読む
-
サステナビリティ特集:レンゴー、段ボールで支援 保冷機能でリンゴ維持
機械・資材・IT 2023.08.29リンゴ産地の青森県では、レンゴーが開発した保冷段ボール「COOL APPLE BOX(クーラップルボックス)」=写真=の試験運用が進んでいる。発泡スチロールとほぼ同等の保冷力があり、作業効率の改善や販促効果が期待できる。段ボールは98%以上リサイクル…続きを読む
-
サステナビリティ特集:ワタミ・渡邉美樹代表取締役会長兼社長 陸前高田に農業テ…
総合 2023.08.29◇巻頭インタビュー ◆6次産業モデルを具現化 外食チェーン大手のワタミは「SDGs日本一」を目標に掲げ、再生可能エネルギーを利用した循環型6次産業〈ワタミモデル〉の構築を目指している。事業活動を通じて社会課題の解決に取り組むが、そのビジネスモデル…続きを読む
-
サステナビリティ特集:ライフコーポレーション・森下留寿取締役 持続可能な社会…
小売 2023.08.29◇巻頭インタビュー ライフコーポレーション・森下留寿取締役専務執行役員 ◆経営理念・中計に盛り込む ライフコーポレーションは、サステナビリティを経営目標の一つに据える。22年に改定した経営理念には「持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」ことを掲げ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:日本アクセス・高倍正浩取締役専務執行役員 3層が連携し…
卸・商社 2023.08.29◇巻頭インタビュー ◆成果の可視化で社会課題解決 中間流通の強みを生かし、メーカーや小売業者など3層連携でサステナビリティ・SDGsの実現に積極的な日本アクセス。取り組むべき課題に優先順位を付け、目標や成果の“見える化”で従業員の士気を高めること…続きを読む
-
サステナビリティ特集:明治HD・松岡伸次執行役員 日本のフロントランナーに
総合 2023.08.29◇巻頭インタビュー 明治ホールディングス・松岡伸次執行役員サステナビリティ推進部長 ◆「明治ROESG」実践で成長 明治グループは、長期的な地球環境の課題を認識し、持続可能な社会に貢献するため、2050年に向けた明治グループ長期環境ビジョン「Me…続きを読む
-
サステナビリティ特集:新時代のキーワード=食品ロス削減
総合 2023.08.29●「捨てない」取り組み 無駄減らし笑顔増やす 日本国内では本来食べられるにもかかわらず、年間約523万t(2021年度推計)もの食品が廃棄されている。サステナビリティを考える上で、食品ロス対策は食品業界にとって大きな課題の一つだ。近年は先端テクノロ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:食品ロス削減=ロスゼロ 商品価値を向上
総合 2023.08.29◇新時代のキーワード=食品ロス削減 ●作り手と消費者つなぐ 食品ロス削減事業を手掛けるロスゼロ(大阪市西区)は、もったいない食べ物を活用し、作り手と消費者をつなぐことで持続可能な社会の実現を目指す。「さまざまな業態の企業や団体と連携し、作り手に複…続きを読む
-
サステナビリティ特集:食品ロス削減=ロッキー 熊本のスーパーがAI導入
小売 2023.08.29◇新時代のキーワード=食品ロス削減 ●惣菜などロス削減に効果 ロッキーが熊本で運営するSM、ロッキースーパーストア全25店舗の中で惣菜を取り扱う13店舗に、「AI値引きソリューション」が順次導入される。適切なタイミングで適切な値引き率をAIで算出…続きを読む
-
サステナビリティ特集:食品ロス削減=キング醸造 需要予測AI「UMWELT」…
調味 2023.08.29◇新時代のキーワード=食品ロス削減 「日の出みりん」を手掛けるキング醸造は、名古屋大学発ベンチャーのトライエッティングが開発したノーコードAI予測プラットフォーム「UMWELT(ウムベルト)」を導入した。需要予測AIで食品ロス削減と工数削減の実現を…続きを読む
-
サステナビリティ特集:食品ロス削減=ヨシケイグループ 食糧支援NPOに冷凍弁…
惣菜・中食 2023.08.29◇新時代のキーワード=食品ロス削減 ミールキット宅配サービスを提供するヨシケイグループは7月、冷凍弁当「シンプルミール」3360食をこども食堂などの食糧支援に取り組む全国のNPO法人3団体に寄付した。 同社は電子レンジで加熱するだけですぐ食べられ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:食品ロス削減=足立区 AI活用で実証実験 東京23区初
総合 2023.08.29◇新時代のキーワード=食品ロス削減 足立区は区内の事業者から排出される食品ロスの削減を推進するため、AIを活用した実証実験を東京23区で初めて行う。日々の売上げや天気などの情報をAIが分析し、来客数や商品の売れ行きを予測。仕込みや仕入れを調整するこ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:新時代のキーワード=フードテック サステナビリティと強…
総合 2023.08.29食品分野(Food)と新技術(Technology)を掛け合わせ、最新テクノロジーによる食のさまざまな問題解決や新たな可能性を目指す「フードテック(FOODTECH)」。世界を席巻する中、20年の世界のフードテック市場規模はすでに24兆円にのぼり、5…続きを読む
-
サステナビリティ特集:フードテック=Z世代を狙え 新たな共感喚起を
総合 2023.08.29◇新時代のキーワード=フードテック 持続可能性を最大意義とするPBFだが、現状、国内市場では環境負荷低減による需要は小さく、大半が健康的価値によるところが大きい。わが国の環境教育は一定の成果を長く挙げてはいるものの、その在り方や歴史が畜肉文化を根本…続きを読む
-
サステナビリティ特集:新時代のキーワード=脱プラ・省資源
機械・資材・IT 2023.08.29●高まる「紙容器」への期待 機能・環境適性高い優等生 昨年は「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環促進法=以下、プラ新法)」が施行されるなど、産業界ではサプライチェーン全体で資源循環を進めることが求められるようになっ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:脱プラ・省資源=日本テトラパック 保存容器、缶から紙へ
機械・資材・IT 2023.08.29◇新時代のキーワード=脱プラ・省資源 ◆レトルト可能な「テトラ・リカルト」 近い将来、保存容器は缶から紙に代わるかもしれない--。テトラパック社が展開する紙容器「テトラ・リカルト」の導入が世界中で進んでいる。缶詰と同様、食品を容器に詰めてからレト…続きを読む
-
サステナビリティ特集:脱プラ・省資源=クラウン・パッケージ 木材資源を“節約…
機械・資材・IT 2023.08.29◇新時代のキーワード=脱プラ・省資源 ◆軽量化、未利用資源活用 食品向けの紙製容器や段ボール、包装資材を扱うクラウン・パッケージは、木材資源の使用量を減らす提案を強化する。紙の使用量を少なくしても必要な強度を維持できるパッケージの軽量化ソリューシ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:新時代のキーワード=自分事化 無理なく自然なアクション…
飲料 2023.08.29今年に入り、「サステナブルアクションの自分事化」を啓発する取り組みが活発化している。「無理なく、手軽に、楽しく、サステナブルアクションを実践する=サステナブルアクションの自分事化」提案により、社会課題解決に向け、生活者の意識を行動へと高める取り組みと…続きを読む
-
サステナビリティ特集:自分事化=伊藤園 「お茶サポーター」日本のお茶の課題解…
飲料 2023.08.29◇新時代のキーワード=自分事化 伊藤園は、生活者がお茶の木の植樹やお茶をつくる体験などを通じて、日本のお茶を未来につなげる活動「お茶サポーター」づくりに取り組んでいる。これは同社が取り組む「お~いお茶『茶レンジ』プロジェクト」の一環で、参加者が「お…続きを読む
-
サステナビリティ特集:自分事化=フェアトレード・ラベル・ジャパン 無理ない実…
飲料 2023.08.29◇新時代のキーワード=自分事化 ●ミリオンアクションキャンペーン 無理ない「実践」を訴求 「フェアトレード(人や環境に配慮し生産されたものを適正な価格で取引し、持続可能な生産と生活向上を支援する仕組み)」などの認証を受けている製品を購入することは…続きを読む
-
サステナビリティ特集:新時代のキーワード=ダイバーシティ&インクルージョン
飲料 2023.08.29●差異を認め混じり合う ダイバーシティ&インクルージョン--。ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(受容・包括)を意味する。ここでは、ダイバーシティ&インクルージョンを「価値観や意見が異なる多様な存在をお互いに認め合い、生かすことで自然に混じ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:ダイバーシティ&インクルージョン=スターバックス
飲料 2023.08.29◇新時代のキーワード=ダイバーシティ&インクルージョン ●レインボー学校プロジェクト 「自分らしく生きる」をサポート スターバックス コーヒー ジャパンは、同社の「インクルージョン&ダイバーシティ」のテーマに「NO FILTER」を掲げる。「先入…続きを読む
-
サステナビリティ特集:ダイバーシティ&インクルージョン=「日本茶の魅力」発信
飲料 2023.08.29◇新時代のキーワード=ダイバーシティ&インクルージョン ●茶業と茶道が連携 茶業と茶道が手を結び、「日本茶の魅力」の発信へ--。和文化・産業連携振興協議会は12月2~3日に徳友会館(東京都新宿区)を会場に日本茶イベント「日本茶コレクション2023…続きを読む
-
サステナビリティ特集:サステナビリティわが社の取り組み
総合 2023.08.29事業活動を通じて社会課題の解決に挑むことは、食品業界にとって喫緊の課題と言える。各メーカーがSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、さまざまな活動を行っているが、具体的な取り組み方法がわからない企業も多いだろう。ここでは取り組みのヒントになる、有…続きを読む
-
サステナビリティ特集:加藤産業 脱炭素など「30年目標」
卸・商社 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 加藤産業は持続可能な社会の実現と同社グループの持続的な成長に向け、サステナビリティの基本方針を22年、策定した。併せて「脱炭素」「フードロス&ウェイスト」「資源循環」「多様な人財の活躍」の四つのマテリアリティ(重…続きを読む
-
サステナビリティ特集:サクラ食品工業 環境に配慮した商品を
菓子 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 1977年創業、ポーションカップ製品やカップゼリーを製造、販売する大阪府吹田市のサクラ食品工業は、有機砂糖を使用したオーガニック商品を取り扱うとともに、22年12月には自社竜王工場(滋賀県蒲生郡竜王町)の一部の製…続きを読む
-
サステナビリティ特集:石光商事 食を通じ社会課題解決
飲料 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 石光商事は「ともに考え、ともに働き、ともに栄えよう」の経営理念の下、「世界の食の幸せに貢献する」ことを自社の存在理由に位置付ける。持続可能な社会の実現に向けて、さまざまな社会貢献活動や社会課題を解決する商品の開発…続きを読む
-
サステナビリティ特集:味の素冷凍食品 おいしさと減塩を両立
冷凍・チルド 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 味の素冷凍食品は、サステナビリティの取り組みの一つとして、「健康・栄養」に注力している。味の素グループが掲げる、30年までに10億人の健康寿命の延伸に貢献することを目指して、食物アレルギー配慮、減塩、減糖、タンパ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:ニッスイ 氷蔵輸送に通い箱導入
水産加工 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み ニッスイは、サステナビリティの三つのマテリアリティ(重要課題)のうち、「豊かな海を守り、持続可能な水産資源の利用と調達を推進する」に重点的に取り組んでいる。 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に…続きを読む
-
サステナビリティ特集:カネス製麺 乾麺で健康長寿後押し
小麦加工 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み カネス製麺は1907年創業の総合製麺企業。揖保乃糸と機械麺の製造販売を行っており、18年に神明のグループ会社となって以降、バリューチェーンを最大限に生かし、さらなる発展を企図する。近年では「健康」を軸の一つに据え…続きを読む
-
サステナビリティ特集:カネカサンスパイス 産地の持続可能性追求
調味 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み カネカサンスパイスがスパイスを通じたサステナブルな活動に力を入れている。業務用スパイスメーカーとして60年以上、産地と日本の懸け橋の役目を担い、原料選定から製造までの一気通貫で高品質スパイスを提供する同社が、スパ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:エム・シーシー食品 おいしさの追求明確化
調味 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み エム・シーシー食品が創業100年を迎えた。「味の感動を伝える」をミッションに掲げ、調理済み食品で外食・給食産業を支え、家庭の食卓を豊かにしてきた。生産現場を「工場ではなく厨房」と位置付け、「調合ではなく調理」の姿…続きを読む
-
サステナビリティ特集:ブルボン ダイバーシティを軸に
菓子 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み ブルボンは「利害相反する人を含めて、集団の生存性を高める」とする経営理念に基づき社会全体に貢献し、結果的に自社グループの発展につながることを目指す。その中で製品や事業活動を通じたサステナブルな社会構築への貢献を目…続きを読む
-
サステナビリティ特集:サッポロビール 原点から笑顔づくりを
酒類 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み サッポログループはサステナビリティ方針として、「大地と、ともに、原点から、笑顔づくりを。」を掲げて、サステナビリティの取り組みを進めている。「企業経営への影響」「ステークホルダーへの影響」の高い11項目をサステナ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:兵庫県手延素麺協同組合 地産地消手延ラーメン開発
農産加工 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 手延そうめん「揖保乃糸」が兵庫県播州地方で産声を上げ約六百有余年。1887年9月9日、兵庫県に揖東西両郡素麺営業組合(現在の兵庫県手延素麺協同組合)として認可されて以来、同地方において手延そうめんの製造・販売に尽…続きを読む
-
サステナビリティ特集:栗山米菓 「ろっから堂」9月刷新
菓子 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 栗山米菓は、サステナビリティを健康や簡便など昨今の食品トレンドの一つと位置付け、企業としての社会貢献はもとより「商品の付加価値」として取り組んでいる。象徴的な商品が、今年3月に発売した「ろっから堂(さつまいも)」…続きを読む
-
サステナビリティ特集:三和食品 フルーツで廃棄ロス減
農産加工 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 三和食品は加工わさび製品からネギなどのカット野菜、おろしショウガやニンニク、大根おろしやとろろなどへ事業を拡大し、成長を続けている。近年ではSDGs実現に向けた取り組みを積極的に推進。各原料の国産化や大根おろし、…続きを読む
-
サステナビリティ特集:甘利香辛食品 京都香辛料栽培を支援
調味 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 昭和7(1932)年に創業した甘利香辛食品はカレー粉の製造に始まり、現在ではカレー類とともに多種のスパイスを製造販売し、京都市発祥のメーカーとして存在感を示している。近年は京都産香辛料の産地育成や生育支援に注力し…続きを読む
-
サステナビリティ特集:ハウス食品グループ本社 豊富な製品で災害対応
調味 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み ハウス食品グループ本社は、災害時のフェーズごとに必要な栄養摂取と、日常のローリングストックを組み合わせた提案に取り組んでいる。その取組みが高い評価を受け、「SDGs・災害食大賞2023」のSDGs取組み部門で最優…続きを読む
-
サステナビリティ特集:エスビー食品 次の100年へ取組み加速
調味 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み エスビー食品は今年迎えた創業100周年に合わせ、新たなコーポレートメッセージ「そこに、スパイス&ハーブ」を制定した。そこにはこれからの100年は「健康でしあわせな暮らしへの貢献」と「地球環境への貢献」を目指すとい…続きを読む
-
サステナビリティ特集:ネスレ日本 コーヒーの未来つなぐ
飲料 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み ネスレ日本が展開する「ネスカフェ」ブランドは1938年のスイスでの誕生以来、サステナビリティをブランドのコアとしてきた。23年、同ブランドの新たなコンセプト“Make your world”を掲げ、新たなステージ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:マルヤナギ小倉屋 蒸し大豆は世界を救う
農産加工 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み マルヤナギ小倉屋は、蒸し大豆を世界の健康・食糧・環境問題を解決する可能性がある“未来型食材”ととらえ、さまざまな可能性を追求することで持続可能な社会に貢献していく。 今年3月に、「おいしい蒸し大豆」シリーズから…続きを読む
-
サステナビリティ特集:カタギ食品 有機ごま通じSDGs
農産加工 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み ごま油最大手かどや製油グループのカタギ食品は、有機栽培認証の原料を使った有機ごまシリーズを通じ、SDGsへの取り組みを継続強化している。 同社はJAS法改正以前の1996年から有機ごま製品を開発し、2001年に…続きを読む
-
サステナビリティ特集:味の素AGF 行政・自治体と取り組み
飲料 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 味の素AGFの「『ブレンディ』ザリットル」シリーズは、顕在化する社会課題の解決を目指す。同シリーズは、冷たい水にもさっと溶け、1Lの風味豊かな飲み物を楽しめる個包装(スティック)タイプのパウダードリンクだ。軽くて…続きを読む
-
サステナビリティ特集:伊藤園 茶の循環型農業を推進
飲料 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 伊藤園は、循環(型)農業を推進し、持続可能な茶農業や社会の実現を目指す。6月から、京都市動物園と動物(ゾウ)を介した茶畑から茶殻までの新たな循環(型)農業の構築に向けた実証実験を開始した。 京都市動物園との取り…続きを読む
-
サステナビリティ特集:UCC上島珈琲 コーヒーで健康に貢献
飲料 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み UCC上島珈琲は、おいしさにこだわった機能性表示食品シリーズ「UCC&Healthy」のラインアップを拡充し「コーヒー×健康」製品の提案に注力する。同社を含むUCCグループは、UCCサステナビリティ指針を制定し、…続きを読む
-
サステナビリティ特集:日清オイリオグループ 6重点領域、環境目標も
乳肉・油脂 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 日清オイリオグループは長期ビジョン「日清オイリオグループビジョン2030」において、事業活動を通じた社会課題解決により社会との共有価値を創造し、グループの持続的成長と社会の持続的発展、すなわちサステナビリティを実…続きを読む
-
サステナビリティ特集:食べ残しなくし持ち帰り推奨 「mottECO FEST…
総合 2023.08.29●初の官民連携イベント 外食時に食べきれなかった料理を持ち帰り、フードロスを削減しよう--。環境省が推奨する食品ロス削減アクション「mottECO(モッテコ)」の普及活動の一環として、7月24日に東京都千代田区のホテルメトロポリタン エドモントでイ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=企業の支援ソリューション
総合 2023.08.29食品業界を取り巻く産業界でも、サステナビリティ・SDGsを視野に入れた企業活動が活発化している。食の安全・安心を担保する機械・資材の開発、「2024年問題」を視野に入れた物流効率化への取り組み、アップサイクル・リサイクル、フードロス削減につながるソリ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=三菱商事ライフサイエンス 「煮切り」商…
調味 2023.08.29◇企業の支援ソリューション ●豚骨や鶏骨の資源有効活用も 三菱商事ライフサイエンス(MCLS)は、畜肉エキスにおいて通常、食されることのない豚骨や鶏骨などを廃棄物とするのではなく有価物として資源を有効活用し、エキス調味料として商品化している。 …続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=エア・ウォーター 陸上養殖プラットフォ…
水産加工 2023.08.29◇企業の支援ソリューション ●売上げ100億円目指す エア・ウォーター(AW)が「陸上養殖プラットフォーム」提供事業に参入した。5月に、初期投資を抑制できる小規模養殖プラントの設計、設備運転、メンテナンスまでのパッケージを提供する事業の実証施設「…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=レイテック 自然冷媒ケース需要増
機械・資材・IT 2023.08.29◇企業の支援ソリューション ●高い省エネ効果注目 レイテックが自然冷媒モデルのショーケースを導入したのは2012年、直近まで累計8000台超を販売している。同社が取り扱うのは欧州メーカーが製造する室外機のいらないプラグインの扉付き平型ケースだ。初…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=インフォマート バックオフィスDXで課…
機械・資材・IT 2023.08.29◇企業の支援ソリューション ●一石二鳥の取組みを インフォマートのバックオフィスDXは、経営・業務課題を解決するとともに、SDGsの目標達成に貢献する一石二鳥の取り組みだ。バックオフィスDXは、プラットフォーム型で、取引先とつながりやすく、汎用(…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=日本海水 苅田バイオマス発電所営業運転…
総合 2023.08.29◇企業の支援ソリューション ●地域活性化にも貢献 日本海水が建設を進めていた「苅田バイオマス発電所」(福岡県苅田町)が8月1日に営業運転を開始した。これにより間伐材など山林放置木の活用による自然環境保護や、再生可能エネルギーの利用によるCO2の削…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=自動配送ロボット 物流新潮流、実用化へ
機械・資材・IT 2023.08.29◇企業の支援ソリューション ●公道解禁で担い手期待 脱炭素化と利便性や効率性の向上へ、物流分野の新たな潮流が実用化へ向けて動いている。近距離のいわゆる“ラストワンマイル”を担う自動配送ロボットと、遠距離や市街地など広範な輸送を担う電動のEVトラッ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=IFFナリッシュ事業部 FP製品提案を…
総合 2023.08.29◇企業の支援ソリューション ●フードロス削減推進へ IFFナリッシュ事業部は顧客となる食品企業のフードロスを減らし、サステナビリティにつながる取組みとして「フードプロテクション(FP)」のカテゴリーの製品群を提案している。FPには(1)微生物を制…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=スーパー・生協 企業理念つながる取組み…
小売 2023.08.29◇小売業界の最新トレンド 生活者がサステナブルな消費行動を選択したいと考えるとき、日常的に利用するスーパーや生協が果たす役割は大きい。一口にサステナブルといっても広範な取り組みがあり、多岐にわたる関連商品の動向をとらえることは容易ではない。ただ、サ…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=CVS 産地応援・環境配慮に注力
小売 2023.08.29◇小売業界の最新トレンド コンビニエンスストア(CVS)各社は、プラントベースプロテインや植物工場の野菜など環境配慮型商品を販売するほか、産地応援の企画と連携した商品を継続して展開するなど商品面でサステナビリティを推進する。各社ともパッケージや容器…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=食品卸 経営とサステナの統合本格化
卸・商社 2023.08.29食品卸業界でサステナビリティへの取り組みが加速している。サプライチェーンの商流・物流・情報流を担う卸が社会課題の解決へ貢献できる範囲と役割は広く、その推進は企業価値の向上や競争優位獲得への戦略にもなる。卸各社が経営にサステナビリティを統合する動きが本格…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=大手外食 食べ残しの持ち帰り定着へ
外食 2023.08.29◇外食業界の最新トレンド 持続可能な循環社会の実現は社会全体で向き合う課題として、外食企業でもSDGsの取り組み事例が拡大している。各社における取り組みは、社会貢献という本来の意味合いを前提に「省エネルギー対策、食品ロス対策によるコスト削減」「職場…続きを読む
-
サステナビリティ特集:SDGs最前線=中小外食 廃棄食材活用の潮流
外食 2023.08.29◇外食業界の最新トレンド ●独創的なメニュー開発に サステナビリティの意識は中小規模の飲食店、個店でも広がっている。各店の事例を見ると、独創的なメニュー開発につながる「廃棄食材の見直し」といった“食材ロス削減”からSDGsの取り組みを始める例が目…続きを読む
-
サステナビリティ特集:J-オイルミルズ 食で未来によろこびを
乳肉・油脂 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み J-オイルミルズは、重要な事業基盤としてESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みを全社で推進。地球や社会の課題解決に向けた諸活動を積極展開している。目指すべき未来(ビジョン)として「Joy for LIFE 食…続きを読む
-
サステナビリティ特集:キリンビバレッジ 再生PET樹脂使用増
飲料 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み キリンビバレッジはPETボトルの資源循環を推進するため、再生PET樹脂の使用やボトル形状の変更、ECチャネルを中心としたラベルレス商品の拡充、競合他社や自治体と連携した使用済みPETボトルの水平リサイクル推進など…続きを読む
-
サステナビリティ特集:サントリー食品インターナショナル 高質のPET資源循環
飲料 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み サントリー食品インターナショナルはPETボトルの、より高品質な資源循環に向けた取り組みを加速している。清涼飲料水のトップブランド「サントリー天然水」(2L PET)で約6分の1サイズまで“小さく、たたみやすい”新…続きを読む
-
サステナビリティ特集:中田食品 多彩な梅干し価値創出
農産加工 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 中田食品は紀州梅干しのトップメーカーとして地場産業をけん引し、持続可能な地域経済の構築に貢献する。「調味梅干し」「減塩梅干し」「フルーツ風味梅干し」といった独自の高付加価値商品で需要拡大を推進するほか、「生産から…続きを読む
-
サステナビリティ特集:マリンフード 植物性チーズなど拡充
乳肉・油脂 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み マリンフードは代替乳製品の開発・製造を通じ、持続可能な食料システムの構築に貢献する。チーズやバターの味わいを植物性原材料で再現した独自商品を展開し、畜産業が抱える環境問題や世界人口増加に伴う食料不足の解決を推進。…続きを読む
-
サステナビリティ特集:六甲バター スポーツ振興で貢献を
乳肉・油脂 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 六甲バターは、スポーツ振興を通じ持続可能な社会の実現を推進する。「健康で明るく楽しい食文化の提供によって社会に貢献する」という理念の下、スポーツイベントの運営支援やアスリートの活動応援を実施。運動から得られる「健…続きを読む
-
サステナビリティ特集:キユーピー 社会・事業両面で重要視
調味 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み キユーピーは「キユーピーグループ 2030ビジョン」の実現やSDGsへの貢献などへ向け、30年からのバックキャストによるサステナビリティへの重要課題を設定し、グループ全体で推進している。重点課題は「食と健康への貢…続きを読む
-
サステナビリティ特集:カゴメ 持続可能な農業目指す
飲料 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み カゴメは、「持続的に成長できる強い企業」という2025年のありたい姿の実現を目指し、食を通じて三つの社会課題「健康寿命の延伸」「農業振興・地方創生」「持続可能な地球環境」の解決に取り組む。「農業振興・地方創生」で…続きを読む
-
サステナビリティ特集:コカ・コーラシステム 3PFと9重点課題設定
飲料 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み コカ・コーラシステムでは、サスティナビリティーフレームワークとして「多様性の尊重(Inclusion)」「地域社会(Communities)」「資源(Resources)」の3プラットフォームと9つの重点課題を設…続きを読む
-
サステナビリティ特集:キッコーマン 環境、健康、社会を優先
味噌・醤油 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み キッコーマンは、会社設立当初から社会とのつながりを大切にしてきた。その考え方は現在の経営理念の中にも受け継がれている。 2018年公表の長期ビジョン「グローバルビジョン2030」では、長期ビジョン策定に併行して…続きを読む
-
サステナビリティ特集:ロッテ 物流業務の効率化図る
菓子 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み ロッテは、「食の安全・安心」「食と健康」「環境」「持続可能な調達」「従業員の能力発揮」の5テーマで国連が掲げるSDGsなど外部イニシアチブに対し2028年までの達成を目指す、中期目標を設定し地球環境と持続可能社会…続きを読む
-
サステナビリティ特集:ギンビス お菓子通し質高い教育
菓子 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み ギンビスは、国連が推進するSDGsの17の目標の「質の高い教育をみんなに」を菓子を通して実現する取り組みを実施。同社は1930年に錦糸町の菓子メーカーとして誕生。以来、「お菓子に夢を!」という信念の下、独立自尊の…続きを読む
-
サステナビリティ特集:伊藤忠食品 社会・経済的な価値両立
卸・商社 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 伊藤忠食品は新3ヵ年中期経営計画「Transform2025 ~創造と循環~」を今年度からスタートさせた。目指す姿を「食を中心とする領域での共有価値の創造と循環~社会的価値と経済的価値の両立~」とし、食品ロスや廃…続きを読む
-
サステナビリティ特集:三菱食品 脱炭素化Scope3注力
卸・商社 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 三菱食品はサステナビリティを自社にとって重要な競争戦略の柱の一つと位置付ける。サステナビリティ経営の加速へ向け、2022年3月に「4つのサステナビリティ重点課題と7つの2030年目標」を設定。同課題の解決と目標達…続きを読む
-
サステナビリティ特集:アサヒ飲料 CO2を食べる自販機
飲料 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み アサヒ飲料は6月から、大気中のCO2を吸収する「CO2を食べる自販機」を国内で初めて設置し、資源循環モデルを築く。排出量の最大20%を吸収し、肥料やコンクリートに活用する。年内に関東・関西で約30台を置いて実証実…続きを読む
-
サステナビリティ特集:国分グループ本社 サステナブルカテゴリーという新たなく…
卸・商社 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 国分グループは2020年に公表したSDGsステートメント「300年間紡いだ商いを次世代につなげていく。私たちは食を通じて世界の人々の幸せと笑顔を創造します」を企業理念のサブワードに定めている。 21年から展開す…続きを読む
-
サステナビリティ特集:永谷園ホールディングス 委員会で組織横断活動
調味 2023.08.29◇サステナビリティわが社の取り組み 永谷園ホールディングスは6月、サステナビリティに関する重要課題と30年度目標、人権・人的資本の方針を公開した。食の安全・安心を維持してCO2排出量を18年度比30%削減する。22年12月からサステナビリティ委員会…続きを読む