手軽に野菜や果汁を摂取できるという価値を訴求する野菜・果実飲料。チルドからドライまで、さまざまな提案が可能な強みもある
●さらに成長拡大目指す
野菜飲料は“手軽な野菜摂取”という根本価値が支持され、拡大を継続してきた。2018年に伸長が一服した後、19年もダウントレンドとなったが、20年は体調管理や無理をしない体づくり意識の高まりに対応する植物性タンパク質などの栄養摂取を訴求する新たな提案が目立つ。一方、ダウントレンドが続く、果実(果汁)飲料市場にも、果実(果汁)の持つ力を提案する新たな取組みが始まっている。どちらも、自然由来の野菜や果実が持つ健康性に加え、栄養を訴