「運転前にも安心して飲める」と「キリンフリー」をアピールする松沢幸一キリンビール社長((左)、肩書きは当時)と元F1ドライバーの中嶋悟
●飲用層に新たな広がり
世界的に流通するノンアルコール飲料だが、日本では2009年に登場したアルコール度数0.00%の「キリンフリー」(キリンビール)により市場が一気に拡大。大手ビールメーカーが商品開発を活発化したことで、多様な味わいや機能性をもった商品が発売され独自の発展が進む。従来なかった魅力をもった飲み物としてユーザー層や飲用シーンを広げており、従来の「ビールの代替品」から姿を変えつつある。
日本のノンアル飲料に画期