創刊80周年記念特集第1部
◆創刊80周年記念特集:サステナビリティ 未来への胎動 食品産業は新時代へ
美しい海が消える──。海洋プラスチックごみは世界に1億5000万t以上あるとされ、年間約800万tが新たに流出しているという。今のままでは2050年に海にいる魚の総量を超えるとの予測も発表されている
テクノロジーの進歩は私たちの暮らし、そして食卓を変えた。店で買うのが当たり前だった食品を、スマートフォンの操作一つで自宅まで届けてくれる宅配サービスが世界中で拡大している
日本における食品ロス量は年間約522万t(20年度)。推計を開始した12年度以降で最少となったが、本来食べられるにもかかわらず捨てられている食品の数はまだまだ多い
●成長の鍵、競争優位性も左右 技術革新で経済性・持続可能性を両立
日本食糧新聞は1943年の創刊、食糧・食品報道一筋に「提言紙・世論紙・応援紙」の基本方針を貫き、2023年1月1日に80年を迎える。
この間、わが国の食品関連産業は、製造技術の向上で即席麺や冷凍食品など新しいジャンルの商品が次々に登場し、PETボトルの普及が飲料業界を活気付けた。弁当・惣菜をはじめとする中食産業は新たな需要を創出し、外食ではチェーン展開による
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創刊80周年記念特集第1部
総合日本食糧新聞は1943年の創刊、食糧・食品報道一筋に「提言紙・世論紙・応援紙」の基本方針を貫き、2023年1月1日に80年を迎える。 この間、わが国の食品関連産業は、製造技術の向上で即席麺や冷凍食品など新しいジャンルの […]
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