おいしい減塩食品特集
おいしい減塩食品特集:カテゴリー別業界動向=醤油・つゆ 新たな価値で推進役に
醤油は近年、減塩の市場構成比を高め、成熟したマーケットの推進役になっている。消費の長期低落で従来無かった価値提案を生かしたのが小容量の密封・鮮度容器。開封後も品質を保ち、付加価値として幅広い層から減塩が選ばれた。つゆも減塩商品が拡充されて収益が改善した。
醤油はうまみが豊かで、少量でも素材の風味を高める。ただし塩分濃度は約16%あり、味噌とともに食塩の摂取削減のやり玉に挙げられがち。業界ではほぼ半減の濃度9%を減塩と定義し、半世紀にわたって提案して
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おいしい減塩食品特集
調味●製配販連携で価値訴求を 食品業界において減塩商品の市場が拡大している。日本人の1日当たりの塩分摂取量は10.1g(平成30年「国民健康・栄養調査」)で、これは世界保健機関(WHO)が推奨する世界基準の目標値の約2倍 […]
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