創刊80周年記念特集第2部

創刊80周年記念特集:輸出・海外市場開拓=醤油 万能調味料、世界で融合

調味料 特集 2022.06.30 12424号 39面
米国キッコーマン・フーズのウィスコンシン工場、単体生産量は世界最大とみられる

米国キッコーマン・フーズのウィスコンシン工場、単体生産量は世界最大とみられる

 ●現地生産、汎用性浸透も
 醤油は料理に万能と世界で評価され、各国の食文化と融合している。キッコーマンを中心に北米などで現地生産され、肉料理などのローカルメニューに使われている。近年は日本食の世界人気によって中小メーカーの輸出も増大。国内の長期低落を補い、木桶造りといった付加価値を伝える。醤油は豊かなうまみ、鮮やかな赤色、食欲をそそる香りを併せ持つ。マスキング効果があり、殺菌機能も両立。火入れすると香ばしく、肉食にも良く合う。キッコーマンは第2次大戦

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